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遠くへ行きたければみんなで行け
明日の予定は、新人戦、子どものプールの進級テストがある。
そのどちらも、これまでの成果を出す場を見ることができるのでとても楽しみである。
この2つは、自分に子どもがいたり、教育関係の仕事に付いていなければ味わえないことなので、これまでこちらがやってきたことが大変であるけれど、うれしいことである。
また、来週の水曜日は音楽祭があって、こちらもこれまでの成果を出す行事。
うちのクラスは、「男子ちゃんと歌って!」とか大人が「ちゃんと歌わないとダメだろ」って口うるさくいうことはなく(生き方については、常日頃から言っているから、もちろん音楽祭関係のこともお話はする)、音楽祭でもめることはほとんどない。(というか全くない。)
それは、歌いたくない人の気持ちも配慮しながら、また、歌が好きな生徒の気持ちも考えながら、最上位目標を立て、その中で折り合いをつけて、日々の練習を頑張っているから。
もめているクラスを見ると、教師側からプレッシャーをかけたり、最上位目標の大切さをきちんと伝えていれば、自分たちでのびのびと工夫しながら合唱を楽しむのになと思ったりする。これは賞を取りにいくことが最上位目標のクラスでは難しいことかもしれない。
たぶん、自分の中では、ゆとり教育のときに話題になった、徒競走で手を繋いでゴールとか、劇の全員がシンデレラ的な考えは悪くないと思っているんだろうと思います。(わざわざ、体育祭でやることではないんだけれど。)
「その考え、甘くない?」と言われるかもしれないけれど、こちらからすると、「その考え、自分の首絞めてない?」って感じ。
納得のいかない形で物事を進めたり、誰かを蹴落としたりしていると、次は自分じゃないかと思ってしまったり、自分一人では行くことができないところへ行けないんじゃない?って思う。
「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)
こちらはアフリカの諺?
自分はやはり、お互いに助け合いながら、関わる人が納得のいく形で、幸せを求めながら物事を進めていきたい。
明日の夜は尊敬している同業の先輩との飲み会。
音楽祭の後は、職員で飲み会。
どんなお話ができるか楽しみです。