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なにを問題と感じるか
本日は、東京学芸大学附属小金井小学校の公開授業に参観に行きました。
受付の時間帯が決まっていることと、雨が降っていることから、朝早めに自宅を出ました。
土曜日なのに電車はパンパンでかなり苦しく、本を読む気にもならず、体調が悪くなってしまいました。これを毎日続けることは自分には難しく、電車通勤をしている方はすごいなと思います。
やっぱり自転車の通勤は良い。
自分が参観した授業は、鈴木先生が授業する小学校4年生の国語の授業です。公開授業としては、1コマ分のみになるので、鈴木先生の授業を参観するために行ったという感じ。鈴木先生の著書を読ませてもらったり、その後実際にお話をさせていただき、強烈なインパクトがありました。よく考えると、違う校種で、違う教科だけを参観しに行くのは初めてだなと思います。
鈴木先生の授業でまず衝撃を受けたのは、参観者が入ってから児童が教室に入る(参観者の定員が150名だったので特別教室)のだけれど、児童が持ってきたのは端末ひとつだけ。笑
国語の授業なのに、それがまずおもしろかった。笑
授業ももちろんおもしろくて、鈴木先生のクラスの生徒ではないため、生成AIをバリバリ使いこなしている感じではなく、これから始めていくときはこんな感じなんだなっていうのがよくわかった。
「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」の育成が大事だと言われているけれど、自分は今回の鈴木先生の授業と協議会を通して、「問題発見」が大切なんだなと感じました。
「こんなの生成AIにやらせたら済むじゃないですか。」
と言ってくる子ども達にどのようなことばをかけられるか。
多くの大人は、思考力が低下してしまうとかいうけれど、生成AIを使える大人は、業務改善と言って簡単に終わらせてしまってるんだけど。
やはり、大人も子どももなにを問題と感じるのかということが大事。
これは、自分が数学教育でお世話になった島田先生がずーっと言ってたな。
いろんなことがつながってきたような気がする。
これから、PMは堀田先生のシンポジウムがあるので楽しみ。