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生徒の振り返りへのフィードバック
数学の授業の振り返り方法を変えました。
変更点は2つです。
1つ目はある先生が作成した振り返りフィードバックGPTを利用していることです。
これまで、自分は振り返りをGoogleフォームで送信させ、一人一人の生徒にコメントはせず、授業内でフィードバックをしていました。
はっきり言って、生徒の振り返りに対してフィードバックのコメントを返していると、めちゃめちゃ時間がかかって、それをするくらいなら違った形で時間を使ったほうが良いと思ってしまいます。
紙ベースで振り返りをさせている先生は、スタンプをしていたりするのだけれど、スタンプを押されてうれしいと思う生徒はいるかもしれませんが、フィードバックとしての効果はないなと思ってしまいます。
ぼくの授業形態では、自由に動ける時間が結構あるので、気になる振り返りや良い振り返りをしている生徒にコミュニケーションをとるようにしていました。
今回、振り返りフィードバックを使ってみて感じたことは、振り返りの評価が項目別に分けられていて、この視点で振り返りをするのだという意識が生まれ、かつ実際にS,A,B,Cの評価が付けられるので、深く振り返りをしているなということが文章を見て明らかでした。また、フィードバックを見て、もう一回振り返りを書いてみて良いですか?という生徒も現れました。これって、自分が今までやっていた振り返りではあり得なかったことです。
2つ目は、生徒の振り返り、振り返りの評価、フィードバックを可視化したことです。これは、生徒の成果物(提出課題)でも行った手法で、他者参照というものです。
数学が苦手な生徒についても、どのような視点で振り返りを書けば良いのか、そして、今後どのように学習していけば良いのかということがわかるようになります。
振り返りフィードバックGPTを使い他者参照できることによって、教師にとって圧倒的な業務時間の短縮が図られ、生徒にとってためになる振り返りができるようになりました。
また、これを使ってみることで、スプレッドシートに工夫を与え、スムーズに指導することもできるようになりました。
本当におもしろい世の中になってきました。