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保護者面談の進め方
保護者面談がスタートしました。
五日間開催なので、残り四日間です。
基本的な面談の流れは以下の通りです。
①生徒の困っていることを確認
・人間関係 ・学習関係 ・部活動関係
②2025年の目標、その指標、冬休みの過ごし方
③保護者から
④担任より
⑤二者面談(保護者と)
面談については、いろんな手法があると思いますが、自分は不安→不満→不信の矢印をたどらないように、①〜③を解決してから④,⑤と進んでいくようにしています。
①については、「困っていることある?」と聞いて、「ない」と言われても、上記の3点は確認するようにしています。
具体的な場面を3つ挙げてそれでもないのであれば、保護者もかなりほっとするはずです。
②については、目標や指標、冬休みの過ごし方は、事前に授業の時間で考えさせています。今回はOKRを使って学年の生徒に考えさせました。
大切なのは、自分が考えた目標に対して、保護者の意見も入れて、二人の最上位目標にすることです。それが成立したのであれば、第三者の自分がいることによって、保護者もあのとき約束したじゃんって言えるし、自分が納得して考えたんだよなってなります。これをファシリテートすることが大事だと思っています。
③については、心配なことをお話しするパターンが多いのですが、基本的には②とかぶっていることが多いです。
ここは、自分の子どものことを大切にしているからこそ、そして、第三者の担任がいるからこそ出せる本音だったりします。ここは、保護者の気持ちを汲んで、あなた(生徒)を大切にしているから、こう思っているんだよということを生徒に伝えるようにします。
④については、①〜③の中の会話で出たものから、言った方が良いもの、言わない方が良いものを振り分けて、保護者に伝えていきます。
これは、たぶん経験を積まないとできないことじゃないかと思います。言いたくなくても言わなくちゃいけない情報は、どのように伝えるかも、ある程度④にいく前段階で整理させておくことが大事だと思います。
⑤については、本人を前にして言いづらかったことや気にかけて欲しいことについて、聞いていきます。ほとんど、出てこない場合が多いです。出てきたら可能な限り寄り添っていくようにしています。
これも最上位目標を意識すると、自分が考えた面談の優先順位になりました。保護者のニーズはなにか、ということを考えながら進めていかないといけないですね。