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生徒を成長させるために気をつけたいこと

出勤中や退勤中は自転車でYouTubeやVoicyを聴いていることが多いです。曲を聴いての出勤ということは一切なくて、いつもラジオを聴いています。
家に帰ってYouTubeを止めようとしたら、ロナウジーニョのサムネがチラリ。30分ほど見てしまいました…。笑
やることがたくさんあるのに、自分もやっぱりサッカーが好きなんだなと改めて思いました。昔は、小指や親指のタッチとか、ボールの置き所とか、ボールをしまうタイミング、佇まいとか、背番号の揺れ方までチェックしていた変態でした。笑(今はだいぶその熱は冷めてしまったかな。財産としては残っているけれど。)
僕たちの世代は、やっぱりロナウジーニョが好きな人が多いです。
ボールをもったらワクワクするし、サッカーがエンターテイメントになっていました。だから、こういう選手を育成したくて、個人の技能を上げることばかり考えていました。そういう指導者から教わった選手は、やっぱりテクニカルな選手が多くて、勝敗を大事にする指導者からは「そのプレー、バカにしてるんじゃない?」と誤解されることがあるのだけれど、そうじゃなくてお互いに信念をもってやっているだけなんだけどなと頭を悩ませたすこし昔の話を思い出しました。笑

現在、職員と生徒のすれ違いから起こっているトラブルについて間に入って解決しようとしています。
僕がその先生と話をしても、該当の生徒と話をしても、全員が前向きに改善しようとしています。ここまで冷静に考えられているのであれば、自分が入らなくても本当は大丈夫なんだろうなと思っています。(最後まで見届けますが。笑)

ここからは一般的な話で、
基本的に、多くのトラブルは以下の2つがきちんとしていれば、勝手に解決していきます。
1つ目は、日々の活動の中で、最上位目標がきちんと意識されていること。
2つ目は、最上位目標から外れているときに、それは違うと声をあげられる心理的安全性があること。
はっきりいって、これができれば、トラブルが起きても基本的にはオートマで解決していきます。あとは些細なフォローをする。(これができるのが教員のプロフェッショナルさだと思ってるんだけど。)

若い先生(ベテランの先生もそういう傾向はあるかな)は、自分がジャッジしなければならないと思っている傾向が強い。
じゃー、あなたは「その生徒と一生共に過ごしていくのですか?」「その生徒が判断できるようにしなければいけないんじゃないですか?」「そもそもジャッジできるほどの実力があるのですか?」という話なんです。もちろん、生徒が自分たちで解決してかなければならないですよね。

生徒の成長を妨げる職員は少なからずいます。
そういう先生には肝に銘じてほしいことがあります。
ジャッジすることで、自分の存在価値を見出すのはやめましょう。
生徒からの相談の受け方を勘違いして、自分がいないと問題を解決することができなくなる生徒を生み出すのはやめましょう。それは、自分の存在価値を見出そうとしているだけです。
あなたの存在が大きすぎることで、生徒の成長を邪魔していることに気づきましょう。
自分の存在意義を示すための行動は、生徒の成長を阻害することに気づきましょう。

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