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三年生を送る会への想い

自然教室のアントレプレゼンに続き、かなりおもしろい内容になりそうです。教職員の方々は必見です!笑

本日、「三年生を送る会」の学年の目標について、学年の先生に伝えました。
それは、昨日の投稿でもあげたのですが、「三年生全員を会場で喜ばせる」ということです。

では、なぜ会場なのか?
それには、卒業式という行事がキーワードになってきます。
卒業式って、該当学年の先生は、できれば全員、体育館であの時間を共有してほしいんです。
送辞とか答辞とかのことばを聞いて、三年間の出来事をいろいろ振り返り、感じてほしい。
もし、あまりいい思い出がなかったとしても、次のステージで頑張るという意思を込めて呼名したら大きな声で「はい」と答えてほしい。
そして、卒業式後の最後の学級の時間を共有してほしいんです。
「◯◯してほしい」ばかりなので、こちらのエゴかもしれませんが、親心としてそういう気持ちが芽生えるものです。

もちろん、それは今の三年生の職員も同様な気持ちを持っていて、そんな気持ちの架け橋になれば良いなと思っています。
では、下級生の学年を担当しているぼくたちにできることは何か?
卒業式の直前にある三年生を送る会で、不登校生徒も体育館に足を運ばせるきっかけを作り、そのまま卒業式に突入させるというものです。
「これができれば、本を出版できるんじゃない?」と学年の先生方と話しております。

では、どのようなことを考えているかという話に進む前に、「今、世の中の考え方はどうなっているか」についてお話をしていきます。
今、映画を観にいくにしても、ネタバレをした状態で映画館に行く人が多いことはご存知でしょうか?(たぶん、物好きでないとこんなことは知らないと思います。)
なぜ、ネタバレした状態で映画館に行くのか。
それは、損をしたくないからです。
何も知らない状態で映画を観に行って、お金を払い、2時間拘束されてつまらない思いをしたくない、失敗したくないと考える世の中になっているんです。(だから口コミを見る人が多い。)
つまり、ある程度やることや結末を知らせておいても問題ない。
納得のいく途中過程や結末であれば観に行きたいという思考になっている。

往々にして、三年生を送る会では、劇などのネタを隠します。
当日のサプライズとして、考えている生徒や先生方が多いのではないでしょうか?
隠せば隠す分だけ、不登校の生徒には情報が一切入らなくなります。
それだと、まず間違いなく、不登校の生徒が学校に足を運ぶという選択はあり得なくなります。
もし、どんなことをするかという情報が入れば、「実際にどんなことをやるか知りたい」「会場に足を運んで答え合わせをしたい」と思わせることができ、ある程度知っている内容の答え合わせを会場でしたいと考えるようになるかもしれません。
そうなれば、ぼくたちの勝ちです。

これから、情報をどのように出していくかを、学年職員と生徒で全力で考えていきます。
これって、マーケティングじゃね?って思います。
どうやって集客するかを学ぶ。
三年生を送る会で、マーケティングを学べるということが非常におもしろいと思っています。
学年の先生も乗り気で、いろいろな案を出してくれています。
この行事も最高な雰囲気でやれそうです!!

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