オンラインコミュニティの運営者は、何をしているのか?
オンラインコミュニティ
「教室のえんがわ」
”大人も子どもも幸せに生きる教育”を
考える人たちの場所。
そのコミュニティの
”運営者の頭の中”と
”日々、何をしているのか”をまとめてみた。
<えんがわの名前>
昔から
よく名前を間違えられる。
教育のえんがわ
えんがわの教育
えんがわの教室
まあ、伝わればなんでも良いから
間違っている人も見ても
触れないことが多かったけど
こないだ、珍しく
突っ込んでみたら
「ひでこやさんがnoteに”教育のえんがわ”って書いてましたよ」
って言われて、笑うしかなかった。
いまだにその箇所を
探してないけれど(笑)
一応、名前の由来としては
教室は密閉された場所で
学校は閉鎖的な存在として
捉えられることが多い。
だから、教室の壁をぶち破って
誰もが立ち寄れる場所をつくる
という意味をこめているのと
日本家屋特有のものだから
この言葉を選んだ。
「えんがわ」という
言葉が残っていれば十分。
<コミュニティという名前>
オンラインサロンという言葉がある。
今や、いろんな人が
オンラインサロンをやっている。
あんまり興味がなかったから
少ししか調べてないけど
分野も様々で
金額もピンキリ。
有名なインフルエンサーが
安い月額でやっている大きなサロンもあれば
有名ではない人が
毎月数万円でやっているサロンもある。
サロンっていう言葉は、なんとなく
誰か1人がみんなを引っ張っていくイメージがある。
それは、私のやりたいことではないから
あえて、サロンではなく
コミュニティのという言葉を使い続けてきた。
ただ、これも
すごい”こだわり”があるわけじゃないから
どちらでもいい。
あえて、いうなら
文字数が少ない方が
何かと便利。
コミュニティって入力しにくいし。
気が向いたら、しれっと
「オンラインサロン」っていう
名前に変えているかもしれない。
<グループ>
えんがわは主に
Facebookグループを通して
交流している。
2018年に作ったグループを
2021年8月に作り直した。
メンバーは今、
52名。
グループにいるのは
「えんがわに一度でも参加したことがあって
グループに入ることを希望した人」
グループに入ると
・グループ内での交流ができる
・グループメンバー限定のイベントに参加できる
・ひでこやの”つぶやき”が読める
そんな感じ。
イベントは月1・2回で
オープンでも開催しているから
グループに入らなくても
えんがわに参加することはできる。
<noteからの参加>
これまではFacebookで
えんがわを知って
参加してくれる人がほとんどだった。
最近は、noteでえんがわを知って
参加してくれる人も
現れてきた。
noteには、顔も本名も出してないから
「どうも、私が、ひでこやです」
って名乗る必要がある。
すごく新鮮な挨拶。
えんがわを知ってもらうための
新たな手段ができたことは
本当によかったなって思う。
<企画から開催まで>
スタッフはいるけれども
みんな本業があるし
イベント時に手伝ってもらえることが
一番助かるから
企画から開催までは
基本、私1人でやる。
手順はこんな感じ。
①テーマ決め
②勉強
③スライドづくり
④告知
⑤開催
⑥開催レポート作成
②〜④は
順不同が多いか
同時進行。
開催前日までスライドができてないってことも
よくある。
<①テーマ決め>
最近は、
「お金」「性教育」「振り返り」「民主主義」
というテーマでやってきたけど
このテーマは
完全に私の思いつき。
何も思いつかない時は
スタッフやメンバーに相談する。
<②勉強>
決まったテーマに関して
だいたい3冊の本を読む。
何かを学ぶときは
「著者が異なる本を3冊は読んだ方がいい」
ってどこかで聞いたことがあるから。
でもテーマに関して
すべてを網羅しようとはしない。
参加者が持ってきてくれる知識もあるので
対話の導入として使える程度で
良いと思っている。
ただ、せっかく時間を使って参加してくれるなら
何を得て帰って欲しいとも思うから
参加者のインプットになるように
まずは自分が学ぼうとは思っている。
<③スライドづくり・④告知>
スライドは、イベントで
テーマについて
レクチャーするときに使う。
告知は
HPを更新して
申し込みフォームを作り
Facebookのイベントページを立ち上げる。
スライドも告知も
自分が本から学んだことを
アウトプットすることになるから、
結構、時間と手間がかかる。
<⑤開催>
ここが一番、楽しい時間でもあり
新しいメンバーが多いと
緊張する時間でもある。
色々やっている割には
小心者なので
本番前がなぜがいつも
憂鬱になったりする。
ライブの時もそう。
でもやってみれば
毎回、楽しくて
「やってよかった〜♪次は何にしよう?」
ってなる。
ずっと、その繰り返し。
えんがわは、参加するメンバーによって
雰囲気ががらりと変わる。
それに流されないように
いつもの自分で振る舞うことが
大事だなって
最近、つくづく思う。
<⑥開催レポート>
これも結構、大変。
でも参加したくてもできなかった人とかいるし
結構、楽しみに読んでくれる人もいるので
書き続けたいと思う。
何より、私が一番学べるから。
ここで役立つのが
スタッフの書いてくれたメモ。
人数が多くなると
ブレイクアウトルームを使うことになり
そうなってしまうと
進行役である運営者が
全ての対話に参加することは難しい。
誰よりも聞きたいはずなのに
誰よりも聞けないという
悲しい出来事が起こる。
みんなが話したことをすべてをまとめることが
できないけれど
誰かが発した言葉を
少しでも多くの人に発信できたらなと思って、
開催直後の
お疲れモードで
最後の力を振り絞って
書く。
<おまけの仕事>
開催が終わったら
グループへの参加を希望した人を
招待する。
これも、人数が増えると
手間のかかる作業。
でも、メンバーが増えていくことは嬉しいから
大事なお仕事。
<ぜんぶ、無料>
こう書いてみると
表には出てこない裏の作業が
こんなにあるんだと気づいた。
ちなみに、えんがわは
現在、ぜんぶ、無料。
グループへの参加も
イベントも。
書籍代やzoomの使用料を
考えれば、持ち出ししかない。
1つのイベントを開催するのに
使っている時間は10時間以上。
我ながら、
よくやるなぁと
思う。
キンコン西野さんのVoicyをよく聞くけれど
「オンラインサロンは儲からない」
って言いたくなる気持ちがちょっとわかる。
多分、えんがわを有料にしたところで
大した稼ぎにはならない。
<無料が与える悪影響>
でも、どうせ稼げないからと言って
このまま無料であってもいけないって考えてる。
今は、実績を作る時だと割り切っているし
私自身、お金では買えないものを得ているから
やっていける。
でも見合った対価をもらわないサービスは
他のものに悪影響を与える。
”無料の存在”があることで
私の知らない誰かまで、
見合った対価をもらう機会を損ねてしまう。
特に、子どもの教育に関するイベントは
安価なことが多かった。
そこに疑問をもってきた。
(これは、また別のお話)
だから、
どんな形になるかはまだ分からないけれど
いずれは、有料にする。
それだけは決めている。
<まとめ>
コミュニティの運営者に必要なものは
「こだわり」と「愛情」
だと思う。
こうしたいという自分の中の
強い「こだわり」がないと
できない。
悪く言えば
頑固者じゃないとできない。
そして、
参加してくれるメンバーへの愛情
私の頭の中にあるのは、いつも
「教員の人たち」
ただでさえ、忙しい日々の中で
時間の合間をぬって
学びたい気持ちをもって
参加してくれる。
えんがわに来ないで
少しは休んでほしいという気持ちが
なくはない。
でもせっかく来てくれるのなら
その人たちにとって
少しでも有益な場所になるように
あれこれ考える。
人への愛情が
原動力になっていると思う。
サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪