私が旅を選んだ理由
旅に出ることにした。
旅をしようって思ったのは
多分、なんでもない
”思いつき”
世界一周したいな…
でも行きたい国はコロナでまだ行けない
じゃあ、日本一周にするか…
でも一周するって決めると
行きたくないところにも
行かないといけなくなるから
とりあえず
行きたいところに行こう。
ってことは、
旅だな。
たぶん
そういう
思考の流れだったと思う。
ただの「どっか行きたい病」だったのかもしれない。
または、
冬を越すのに必要な薪を
確保するのがめんどくさくなったからかもしれない。
どちらにしろ
思いついたが
最後。
それを叶える方法や
それをする理由は
後からついてきた。
<移住者特典の終了>
理由の一つに
移住者特典の終了があると思う。
長野に移住してきてもうすぐ3年。
最初は、全部が
新しい場所
新しい景色
新しい人
何をしても
どこに行っても
刺激があったり
感動があったり
したけれど
それは
期間限定の特典
みたいなものだった。
今ではある程度
どこに行っても
誰に会っても
安心感がある。
前とは、明らかに違う。
ただ
もうすぐ3年といっても
その大半が
職場と家を往復するだけの時間だったから
今いる場所を
よく知っているようで
まだ知らないことも多い。
だから、”飽きた”という言葉は
相応しくない。
でも仕事に縛られていない今だからこそ
改めて、
場所を選べるチャンスが来たのだと思う。
どこで暮らしたいか?
いろんな土地で過ごしながら
それを考えることができるのは
最高じゃないだろうか。
他の土地を見てもなお
ここで暮らしたいって思ったのなら
その先は、もっと楽しくなる。
良いことづくしだ。
<ここじゃなきゃダメな理由>
今いる場所や人は好きだし
心地も良い。
でも今の私には
「ここじゃなきゃダメな理由がない」
ってことにも気がついてしまった。
むしろ、前の職場が近いことで
やりにくいこともある。
それは私の中での問題だから
考え方次第で変わるのかもしれないけれど
場所を変えて解決するなら
それでもいい。
旅を通して
「ここじゃなきゃいけない理由」が
見つかるかもしれないし
見つからないかもしれない。
「ここで暮らし続けることを前提にした旅」と
「どこで暮らそう?って考えながらする旅」は
全然違うと思うから
今回は、あえて
「どこで暮らそう?って考えながらする旅」を
選ぶことにした。
<今なら行ける>
知らない土地を転々とすることが
怖くないわけじゃないし
楽しみと不安は同じくらいある。
でも
「今ならどこへでも行ける」
と気づいてしまった以上
行くのか、行かないのかを
迷い続けるくらいなら
いっそ、行ってしまった方がいい。
<アドレスホッパーという生き方>
やりたいことを人に伝えていると
いろんな情報が入ってくる。
世の中には
全国を巡りながら
暮らすことができるサービスが
いくつかある。
◆Address(アドレス)
全国に200以上の拠点がある。
1ヶ月泊まり放題で月額44,000円。
旅先で人との交流ができるような工夫がされている様子。
◆HafH(ハフ)
全国に900以上の拠点がある。
拠点数は一番多くて、料金プランは選択できるけど、
1ヶ月泊まり放題は月額88,000円と高め。
時々の旅行向き。
◆LivingAntywhere Commons(リビングエニウェアコモンズ)
拠点数は約30ほどしかないから少ないけれど
月額27,500円と料金は安め。
ここも人との出会いや交流を大事にしてる。
私は、
AddressとLivingAntywhere Commonsで
迷った結果、Addressを選んだ。
拠点数が多い方が
移動の負担が少なくて済むと
考えたから。
Addressは
会員になるとコミュニティに入ることができ
そこでたくさんの「アドレスホッパー」を
知るようになった。
「アドレスホッパー」とは、
居住地を固定しない生き方や働き方を
している人たちのこと。
一人でも
夫婦でも
子どもがいても
そういう生き方をしている人たちがいる。
そういう人たちの情報を
発信してるラジオとかもあって
結構、面白い。
そういうのを使って
人を知って
行きたい場所を
決めていく。
今一番、楽しみにしている場所は
千葉県の茂原というところ。
<ニーズが変わるからこそ>
退職しても
長野に住み続けようと決めた時
「自然に囲まれた静かなところで暮らしたい」
っていうニーズが自分の中にあった。
そのニーズを
100%満たしてくれる
家を見つけることもできた。
でも今は、
そのニーズが変わってきたと思う。
今は
「時間を有効に使える場所」にいたい。
限りある人生の時間を
効率よく使いながら
大事なものを大事にでき
やりたいことがやれる場所。
それが今の家ではない気がしてきてる。
生きていれば
どうしたってニーズは変わってくる。
自分のニーズを満たし続けるためには
どこに行っても
生きられる力がいる。
それは
適応力と呼ばれるものかもしれない。
まだちゃんと仕事も確立できていないから
何年かかるか分からないけれど
どこに行っても
やっていける力
を身につけたい。
結局、暮らすところが
決まらなかったとしても
それがちょっとでも身についたなら
「この旅は行ってよかった」
ということにしておこう。
ということで
とりあえず
行ってきます🚙
サポートしてもらえたら、飛び跳ねるほど喜んで、もっと良い記事を書こうって頑張る子です。よろしくお願いします♪