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序章 金融教育待ったなし! 【4.職を無くして初めて気がついたこと】

4.職を無くして初めて気がついたこと


改めて、自分のことをお伝えします。
私は現在、55歳。福岡市に住んでおります。
子どもが3人おります。
3人ともに成人しておりますが、実は8年ほど前に離婚をしておりまして、以来離れ離れで暮らしております。
これまで色々ありましたが、今は、3人ともにそれぞれの人生を自分なりに歩んでいるようなので、それはそれで嬉しいことだなと思っています。

さて、皆さんは、今、お子様の将来に対して、親としての備えは万全にできていますでしょうか。
もしかしたら、このような漠然とした不安をお持ちなのではないでしょうか。
例えば、
・自分の子供がこの先ちゃんとした大人に育っていけるのだろうか
・自分の子供が将来お金に困らないような生活ができるのだろうか
・自分の子供が夢を持って、自分がなりたいような人間になれるだろうか
僕は、そんな皆さんの不安を少しでも解消し、お子さんのより良い未来のためになればと思い、この本を書こうと思いました。

とはいえ、そんな僕も昔はお金のことを全く知らなかったです。
僕は長年にわたり、教育業界に携わるサラリーマンでした。
お金のことは無知識・無関心・無頓着で、毎月入る給料さえあれば、あとは何とかそれをやりくりしていれば良い、細かいことは嫁さんに任せて、みたいな感じで日々を過ごしていました。

ところがです。
数年前の2019年の春、コロナになる前の年でした。
当時働いていた大学では広告・広報の仕事に従事しておりましたが、その大学で、学生募集停止により整理解雇という憂れき目にあいました。
そうです。私は、その時生まれて初めて自分の職場を失いました。

ご存知ですか。
仕事っていきなりなくなるんです。
びっくりしました。
驚きすぎて、笑いが出るほどでした。

当時、偶然にも僕はお金の勉強をし始めていました。
YouTubeや本などではなく、文字通りマンツーマンで専門家につきながらの株式投資に関する勉強です。
やがて、学んだ株式投資で1日で5万、6万の利益が出せるようになり、そのスキルを人にも教えられるようになりました。
その時思ったんです。
お金の勉強をもっと早くはじめていたら、と。

続く

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