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雇用統計強すぎの米国経済
週末10月4日(金)の米国株は、そろって反発しました。
ダウ平均 42,352.75(+341.16 +0.81%)
NASDAQ 18,137.85(+219.38 +1.22%)
S&P500 5,751.07(+51.13 +0.90%)
金利上昇、円安、株高で、市場は全面的にリスクオンになりました。
雇用統計もこれ以上ない、素晴らしい結果が出ました。
非農業部門雇用者数(NFP)は25.4万人増と予想を大きく上回り、基準の20万人を上回りました。
また失業率も4.1%に低下しました。
さらに平均時給は前年比4.0%と予想を上回っており、力強い米労働市場を示した形です。
年末の失業率目標4.4%のところをすでに4.1%まで改善されているので、前回の0.5%の利下げも不要だったかもしれないと言われ出しています。
そして前回お伝えした港湾労働者のストライキは、ひとまず1月15日までの中断が決まり、本日から再開しました。
ソフトランディングの期待が膨らんできています。
個別では、Amazon+2.5%、Meta+2.3%、Tesla+3.9%でハイテクが強かったですね。
これに加えてNVIDIA+1.7%、AMD+4.9%など半導体も大幅続伸でした。
これら米国株の好調を受けて、週明けの日経平均も引っ張られています。
買いが先行した寄り付きの日経平均株価は前営業日比604円高の39,239円と大幅続伸しました。
10:30過ぎには、+830円強と上昇幅を拡大させています。
外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが一段と買われ、1ドル=149円台をつけました。
急速な円安が続いていることは東京市場にも強い追い風となっています。