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3.いますぐに必要なお金の学び

日本人の寿命は伸び、今や「人生100年時代」。
確かに寿命が伸びて、1年でも長く生きていくことができるのは、一見素晴らしいことのように見えます。
でも、長生きするにはお金がかかります。
長生きしたいのであれば、思うように生きていくためのお金は、ボクたち自身で増やすしかありません。
国は仕組みやルールを作ってはいるものの、政府がボクたちのお金を増やしてくれるわけではないのです。
確かに政府は、様々に政策を打ち出してくるでしょう。
岸田政権では、今年を「資産所得倍増元年」とし、「貯蓄から投資へ」のスローガンのもと、私たち国民に積極的な投資を促しています。
政府は、投資促進に関する様々な取組を通じて、家庭で眠っている、または銀行口座で塩漬けにしているであろう、多くの現金・預金を投資へと向かわせようとしています。
例えば、現NISAはを抜本的に拡充し、より多くの皆様の、より多くの投資を、より長期間、非課税となります。
また、iDeCoについても、加入可能年齢を70歳まで引き上げます。
こうして「器」は政府が用意してくれますが、そのお皿にどんな料理を盛り付けるのかは、ボクたち「料理人」の腕にかかっています。
どんな食材を使って、どんな調理法で、どんな料理を作るのか。
仮に、料理はできたとしても、その料理は美味しいのか、美味しくないのか。
「料理」には、一つひとつにレシピが存在します。
料理は得意不得意に関わらず、好き嫌いに関わらず、やろうと思えば誰でも出来ます。
その料理が美味しいかどうかは別にして。
もしもレシピを知らずに、ある料理をすれば、偶然にも美味しくできる場合もありますが、食べた人の大半は「食えたもんじゃない」とその不味さに顔をしかめるのではないでしょうか。
資産形成も同じです。
誰でも出来ます。
ただ、違うところは、実際の料理は失敗したとしてもすぐに作り直すことができますが、資産形成は、やり直すことができるにしても、それ相当の時間がかかるということです。
もしあなたが、予めレシピの勉強をしていれば、その料理を失敗したとしても、その失敗は最小限に抑えることができるでしょう。
資産形成も同じです。
訳も分からずに闇雲にお金を投じても、勉強してからお金を投じることと比べて、失敗するリスクは大きいものがあるということは容易に想像できます。

では、いつから学び始めますか?
いうまでもありません、今です。
学び始めるのが早ければ早いほど、あなたの理想の人生、目標とする金額には早く近づき、早く達成できます。

公助・共助・自助、という言葉があります。
読者の皆様も聞いたことがあるかと思います。
災害時など様々なシーンで使われますが、お金の問題にもこれは当てはまります。

例えば、老後資金で考えてみると分かりやすいかもしれません。
「公助」とは公的年金がここに当てはまります。

そして「共助」は、皆様が働いている会社の企業年金がここに当てはまるでしょう。
民間生命保険会社の個人年金保険などもここに含まれるかもしれません。

では最後の「自助」はどうでしょうか。
これは、私たち一人ひとりによる資産形成です。
銀行預金等の貯蓄、NISAやiDeCoを使った投資などで必要額を増やしていくことになります。
公助、共助は、ある意味自分の力ではどうにもなりません。
ですが、自助は自分自身が行動することでいかようにもなります。
つまりは自分次第です。
ここでは、あなたの大事なお子様が自助努力していくことができるようにサポートしていきます。

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