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コーチ1年目を振り返って

今年からコーチという立場で学童野球に携わることができて、とても学びある一年になりました。自分の野球に対する固定観念を捨て、子どもたちから学ぶということをテーマに取り組むことを心がけました。来年もこれから先もこの考え方は変わりません。

本質を忘れた大人たち

野球人口は減少しています。このとても楽しいスポーツが一部の人だけが楽しむスポーツにはなって欲しくないという想いが強くなりました。色々なスポーツの中から野球を選んでくれた子どもたちにはとても感謝しています。そして長く野球を続けて欲しいと願っています。そんな子どもたちに対して、罵声を浴びせたり萎縮させるような言動ができるでしょうか?僕には考えられません。しかし残念ながら、まだまだこういった場面に多く遭遇した1年でした。それは間違っていると発信していくつもりです。

監督を経験

監督不在の3試合で、監督を経験させてもらいました。勝敗結果は、3敗でした。1試合は0-10のコールド負け、もう1試合は初回先頭から9者連続三振を屈しました。僕の野球人生において経験したことのない試合です。勝負においてはとても悔しい思いをしました。負けた悔しさよりも、子どもたちが普段のパフォーマンスを発揮できないまま試合が終わってしまったことが残念でした。そして、自分の言葉の引き出しの少なさを露呈してしまい反省をしています。もう少し僕の言葉でサポートできることがあったのでは?と思っています。一人一人に合った言葉、アドバイスをかけてあげられるよう、子どもたちとの対話と言語化力をつけていくことが僕自身の課題です。


勝つことよりも大切なこと

やっぱり野球をとことん楽しむことが一番大切だと感じました。小学校の学童野球は、たまたまその近所に住んでいる子の寄せ集めです。野球に対する価値観が異なるのは当然です。恐らくもう一生経験することのない価値観の坩堝が最大の経験値になると思っています。野球の楽しみ方は子ども一人一人違って良いのです。試合は、負けたことの方が多いシーズンでした。僕は気にするなという想いなのですが、勝てないことで子どもたちがネガティブになってしまうことは避けたいです。勝利を目指すことは素晴らしいことです。この辺りのバランスがとても難しいと感じた年になりました。


最後に

十数年ぶりに野球のユニフォームを着ました。自分の誕生日に、新しいグローブを家族からプレゼントしてもらいました。ただただ野球が楽しいから野球をしていた少年時代にまた戻ることができた一年でした。もっと野球が上手くなりたいです。

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