無意識で娘に酷い事をしてた件
最近、サイバーセキュリティのお勉強をしてるからなのか
「人間の脆弱性」
「人間に仕組まれたプログラム」
的なお話が超好きなトーヤです。
ま、それを人は
心理学
経済行動学
と呼んだり
マーケティング
ユーザーエクスペリエンス
って事で利用したりする訳です♪
んで、そういうのを意識すると当然その関連のものが目に入る訳で
ホントに上手だなぁと思う訳です💛
これ見て「嘘は良くない!」なんてのは野暮な話ですよ…
痛みってのは相対的なので、嘘とは言い切れないんですよ
そんなこんなで、うちの子受験生なんです。
中学3年生なんです。
なので、一応インフルエンザの予防接種しとこうかなって思ったんです。
全然おすすめできませんが、トーヤはインフルエンザは少しずつ
慣れた方がいいんじゃないか?って思ってるので、数年に1度は罹患するつもりで
予防接種はしない人なんです。
はい、おすすめはできませんけども…
って事で、親子そろって数年ぶりに予防接種にやってきました♪
医者から
・腫れる人も居る事
・かゆみがある人も居る事
・風呂は入っていい事
・激しい運動は控える事
などなど説明があった後にいよいよお注射です♪
先生から「どちらが先にしますか?」と言われてトーヤ的にはどっちでも良かったんだけど
娘がやや引いてたので、それじゃお先にとばかりに椅子に腰かけ左腕を差し出しました。
注射の直前、お約束とばかりに先生が
「ちょっと痛いですよぉ、我慢してくださいねぇ」
と、痛みのハードルをあげる。
ハードルを上げてくれたおかげで、たいして痛いと感じなかった。
全然痛くなかったですね♪
先生へちょっとした感謝の意味でそう言った。
さぁ、次は娘の番だ。
全く同じ手順で娘に予防接種を行う。
そして、滞りなく終わり診察室を後にする。
診察室を出て娘に
先生、痛い言うてたけど全然痛くなかったね♪
と言ったら
いやいや、むっちゃ痛いし!
お父さん、全然痛くない言うたけど、むっちゃ痛いし!
と思いもしない返事が返ってきた。
あ…と思った。
娘はお父さんの言葉で、痛みのハードルが下がったんだ。
そして、ハードルが下がったところにそれ相当の痛みが来れば、相対的に痛いと感じてしまったんだ。
そう気づいた時、今までの生活でも心当たりがありまくった。
「こんなの簡単簡単♪」
「中学生になったら出来るようになるよ!」
「思えば叶うからね♪」
こんな言葉を良かれと思って言い続けてた。
スポーツやゲームをする際に、技術の差がある場合は勝負を面白くするために”ハンデ”をつける事がある。
例えば、ボウリングで20点ハンデとか、将棋で飛車角落としとか。
以前から、この”ハンデ付け”って超難しいなって思ってた。
技術の差があったとしても、その両者(上級者と初心者)が真剣に出来るハンデをつけないといけない。
どちらかが有利になると、いずれも楽しくなくなってしまう。
子供への接し方って、ハンデをつけるくらい難しい事だなぁ、と思った。
ハードルの表現ひとつでやる気にもなるし、やる気をなくすこともできちゃう。
一番いいのは第三者(親や先生)の意見は参考までとして、
自分で決める
事が出来ればいいんだけど、最初からそれが出来る人なんて人に義理だろうしね。
更に考えれば、これって子供に対してだけの話じゃなくて仕事や組織の中でも同じことは言えるんだろうねぇ。
ちょっとジャパネットたかたで修行してくる必要があるね💛
(ちょうど福岡で社員募集してるしね)