光芒 003
青空と雲と太陽は空の三要素。これらが組合さると空にダイナミックな風景が展開される。
中でも、太陽が雲の向こうに隠れていて、雲間から顔をのぞかせるかどうか迷っているような瞬間に見える光芒。それは青空と雲と太陽の三要素における太陽の優位性を誇示しているようにも見える。
光芒のある景色は大昔から人間に神の存在を感じさせてきたのではなかろうか。仏像の光背。天使のリング。みな、青空と雲と太陽が織りなす光芒がヒントになっているのではないかという気がする。
光芒はその形や方向、色から私たちに様々な思いや感情を引き起こす。
たとえば、光芒 001と光芒 002の印象は随分違うだろう。
数は少ないが、今までに撮りためた光芒の写真を振り返ってみよう。それをこの春やってみるのも悪くはないと考えた。こういう写真を好きな人にスキしてもらえると、「お題」のおかげで世のためになるとなればなおさらだ。