梅雨の今昔:気候変動が影響?
まずはナゾナゾです。『昔はシトシト、今はザーザー、な~んだ?』
答えは、『梅雨の時期の雨の降り方』です。これは個人的な感覚なので、間違っているかもしれません。また、住んでいる場所の地域によっても違うのかもしれません。しかし、最近の梅雨の時期の雨の降り方は、私が小中学生の頃の半世紀前とはかなり様変わりしてきたように感じます。
そもそも、現在の気温が昔と大きく違います。今はまだ6月ですが、昨日の群馬県伊勢崎市の最高気温は観測値で40.2℃でした。これは、2011年6月24日に埼玉県熊谷市で観測した39.8℃を上回る6月の国内最高気温を更新しました。6月で40℃超は、半世紀前では考えられない気温です。私が小学生の頃には、夏休みがある8月に30℃を超える日がありましたが、今のように連日30℃超えというのは記憶にありません。
外に遊びに行く時には、「帽子を被りなさい!」と母からよく注意されましたが、”熱中症”という言葉はまだありませんでした。若い頃は暑さに敏感で熱がりでしたが、年を重ねた現在は若い時ほど暑さを感じなくなっています。これは、加齢による感覚低下かもしれません。年は取りたくないものです。暑さに鈍感になったので、エアコンなしでも大丈夫な時がありますが、熱中症予防のため、温度計と相談しながらエアコンを使っています。
梅雨に話を戻しますが、”私が記憶している梅雨”は、空が常にドンヨリしていて、少量の雨がシトシトと降り続いていました。しかし現在の梅雨の雨は、集中豪雨のような降り方です。昔から短時間に集中的に雨が降る”にわか雨”はありましたが、今の降り方はそれとも違います。今の降り方は、少し前から使われている『ゲリラ豪雨』がピッタリな降り方です。
ついつい研究者的な発想になってしまいますが、降雨の時間帯や雨量、その周期などを統計処理すれば、”梅雨の今昔”に関する面白いことが判るかもしれません。すでに研究されているかもしれませんが・・・。