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”一蓮托生”のTシャツ

四文字熟語っぽい感じが書かれたTシャツは時々見かけますが、先週は”一蓮托生”と書かれたTシャツを着た女性を二度見かけました。おそらく同じ人だと思いますが、背中に”一蓮托生”と書かれた濃紺のTシャツを着て、一心不乱に自転車を漕いでいました。

一蓮托生は、元々は仏教のことばで、死後に極楽浄土の同じはすの花の上に生まれることを意味します。現在では意味が転じて、結果の良し悪しに拘わらず、仲間と行動や運命を共にすることを言います。この言葉の前半部の”一蓮”は、文字通り”一つの蓮の花”のことで、後半の”托生”は、この世に生を寄せるという意味です。

私が大学生の頃は、胸のあたりに『UCLA』のようなアメリカの有名な大学名が書かれたTシャツやトレーナーが定番でしたが、最近は原点回帰なのか、漢字で書かれた文字や文章が流行っているようです(?)。

私が見た”一蓮托生”のTシャツの女性は、一体誰と運命を共にしようとしているのでしょうか?。ほんの偶然でしょうが、ほぼ同じ時間帯に2度も目撃したので少し気になりました。もし私がTシャツを作るなら、背中の文字は”地下が好き”、または、どストレートに”物理探査”です。

※この記事の3日後、『限界突破』と金文字で書かれたTシャツを着た大学生/高校生?を見ました。やっぱり”4文字Tシャツ”は流行ってる?。

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