台風の経路が変わった?
台風とは、熱帯低気圧のうち北西太平洋または南シナ海に存在し、かつ低気圧域内の最大風速が約17.2 m/s以上にまで発達したものを指します。日本は毎年、この台風被害に悩まされています。今年も台風5号が東北地方を襲いました。さらに6号と7号も東北方面に向かいそうです。
一般的な台風の北上ルートは、南シナ海⇒沖縄⇒九州というパターンが多いのですが、今年は全然違います。台風5号は、九州・西日本・関東をすっ飛ばしていきなり東北地方に上陸しています。
この経路は、ここ1カ月ほど続いている猛暑の影響だと考えられます。福岡市の近くにある太宰府市では、猛暑日の連続記録を更新中です。気圧配置でいえば、日本列島に広く高気圧が張り出しているため、台風が近付けずに”いつものコース”を通れないようなのです。
九州に台風が来なければ、福岡在住の私は台風被害を考えなくて良いので助かりますが、台風が直撃しそうな東北地方は大変でしょう。台風5号が去ったのも束の間、6号・7号が相次いで発生。先程のニュースでは8号も発生したとのことです。
毎年のことですが、地震や台風などの自然災害は、防ぎ様がないだけに頭の痛い問題です。