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猛残暑という造語について

残暑や猛暑という言葉には、少々辟易してしています。9月に入っても暑さは衰えることを知らず、月を愛でる十五夜を過ぎても暑いマンマです。こうなっては、風流どころではありません。

今日の夕方、帰宅時に大学の建物を一歩出ると、暑さと共に湿度の高さにも驚きました。いつもより空気がよどんで、ジットリしていました。また、今日は特別に磯の香?が充満していて、臭いでもイライラしました。伊都キャンパスは海に近い場所に位置していますが、普段は磯の香りを感じることは殆どありません。

7時ごろに駐車場から車を出して、車載の温度計で車外温度を見ると32℃でした。それから少し走ると、外気温は33℃に上昇しました。「今日も暑いなぁ」と思いながら、ラジオを聴いていると、『猛残暑』という新語が聞えてきました。おそらく猛暑+残暑からの発想だと思います。このことを記事にしようと、構成を考えていたら、車載温度計が34℃になりました。夜の7時でも34℃という猛烈な暑さです。

その昔、天気予報では”夏日”しかありませんでしたが、30℃を超える日が多くなると”真夏日”が設けられました。さらに、35℃を超える日が当たり前になると”猛暑日”が加わりました。今年の残暑が今年限りの一過性のものであれば、猛残暑は定着しないでしょうが、このような残暑が毎年続くようになれば、猛残暑も認められることでしょう。

この記事を書き終わって、”猛残暑”についてググってみたら、天気予報連のニュースでは結構使われていました。日本語は柔軟です。

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