イノシシによる被害?
台風10号の接近に備えて、MT法の連続観測を中止して、今日の午前中に測定機器とデータを回収しました。今日も炎天下の作業でしたが、熱中症になることもなく、無事に作業を終えました。
うまくデータが取れていれば、約1週間分の連続データになります。今回は2地点で、合計6測点の測定を実施しました。先程、”無事に作業を終えました”と書きましたが、若干無事でない測点がありました。
三軸の磁場センサは、設置場所を固定するために、地面に穴を掘って埋設しています。しかし、1ヶ所の磁場センサが地表に露出していました。当初は”設置漏れ/設置忘れ”と測定不備を考えたのですが、どうやらそうではなさそうです。
磁場センサが埋設された場所には、穴が残っていて、”何者かによって掘り出された”ようなのです。この場所は、アクセス道路から十分離れていますし、人が入って来る場所ではありません。また、そのような場合備えて、注意喚起のための”スコッチコーンと柵”も置いていました。
状況から判断すると、イノシシのような大型野生動物が掘り起こしたようです。磁気センサはビニール袋をかぶせて埋設したのですが、深度が浅かったためか、見事に掘り出されてしまいました。
以前は久住でウサギによる”断線疑惑”がありましたが、今回は伊都キャンパス内でのイノシシによる”測定機器掘り起こし疑惑”です。野生動物との戦いは、まだまだ続きます。