はじめの一歩を踏み出そう
ほんの一部の天才を除けば、何事も最初からうまく行くことはありません。始めた当初は誰でも素人ですから、スタート地点はみんな一緒です。しかしそこからは、本人の才能や努力によって熟練度が変わってきます。
大リーグで活躍中の大谷選手は、ホームラン40本、盗塁40回成功の40-40(Forty-Forty)を達成しました。メジャーリーグでは、これまでに5人しか達成した選手がおらず、大谷選手で6人目なのだそうです。もちろんこれは、大谷選手の才能と努力の結果です。大谷選手には、メジャーリーグ史上初の50-50(Fifty-Fifty)を目指して欲しいと思います。
大谷選手ほどの大活躍は無理でも、何事も練習を続ければ、ある程度の所までは熟練度が上がります。しかし、スタートラインから一歩も踏み出さなければ、進歩や向上はありません。
大学の授業ではじめて物理探査学を習った時には、全くチンプンカンプンでした。「さすがは大学、こんな難解な授業があるのか?」と思い知りました。それまで難しい授業があっても、最後は定期試験に合格できるくらいには理解できるようになりました。しかし、物理探査学はそんなに甘くありませんでした。
大昔の事になりますが、私が4年生の時に物理探査学研究室を選んだ理由の一つに、”難しい学問分野にチャレンジしたい”という思いがありました。チャレンジしない事には、何も始まりません。まずは、”はじめの一歩”が重要です。
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