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地震か? いや○○でした。
休日明けで、大学の部屋に入ったら、書棚の上段に並べてあった資料が床に散らばっていました。昨日、地震でもあったかな?と調べてみても、大きな地震は起きていません。落下した資料も、その一角だけで、残りの大量の本や資料は微動だにしていませんでした。
よくよく考えると、地震ではなくて、資料の並べ方が悪くて、徐々に移動して最終的に落下したものだと推理しました。要するに、整理整頓ができていなかったのです。定年退職まであと1年ちょっとなので、研究室内を少しづつ片付けてはいるのですが、その片付けが裏目に出たようでした。
紙の資料は極力減らすため、時々資料をpdf化して整理&廃棄しています。その過程で、本棚に隙間ができました。この隙間が、変な置き方をした資料の移動を促したようです。
一か月ほど前、確認のために読みたい本があって探したのですが、本棚を何度往復してもその本が見つかりませんでした。おかしいなと思いつつ、ふと足元を見ると、pdf化した本の残骸が目に入りました。何気なく手に取ってみると、それが”探していた本の成れの果て”でした。この本は、紙が擦り切れるくらい読み込んで、多くの書き込みもあったのですが、ページがバラバラになる前にpdf化していたのです。そのことをすっかり忘れていたので、何度も探してしまいました。
本の劣化も問題ですが、脳ミソの劣化も深刻なようです。