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”彗星のように現れた”紫金山・アトラス彗星

紫金山しきんざん・アトラス彗星は、2023年1月に発見された新しい彗星すいせいです。この彗星は2024年10月に地球に最も接近し、見ごろを迎えます。彗星の名前の由来となった”紫金山”は、この彗星を発見した天文台の名前です。

彗星は、太陽系小天体のうち、主に氷や固体微粒子でできており、太陽に近づいた際に一時的な大気であるコマや、コマの物質である塵やガス、イオンの尾を生じるものを指します。最も有名なのは、75年周期で太陽系を回っているハレー彗星です。彗星は、尾が伸びた姿から日本語では箒星ほうきぼしとも呼ばれます。彗星は流星と混同されがちですが、全くの別物です。

昨夜のニュースでは、この彗星の観察会の様子が報道され、肉眼でも観察できたようです。あいにく福岡は雨模様で、少しだけ探してみましたが、今日は肉眼では見つけられませんでした。明日も雨模様なので、肉眼観察は難しそうです。ちょっと残念です。

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