カパプーを覚えていますか?
今から28年前の1995年、福岡市で夏季ユニバーシアードが開催されました。ユニバーシアードというのは、国際大学スポーツ連盟(略称FISU)が主催する、全世界の学生たちが集まる総合競技大会のことです。ユニバーシアードは、大学スポーツの発展や体育教育の振興のためにオリンピックの前年と翌年の2年毎に開催されます。
福岡市で開催されたユニバーシアードでは、カバみたいなマスコットキャラクター『カパプー』がいました。その名前から、てっきりカバのキャラクターだと思って調べていたら、以外にも伝説上の動物・ユニコーンをモチーフにしたキャラクターでした。タイトル画の中央で、ユニバーシアードのTシャツを着ているのがカパプーです。
カパプーの設定は、”ユニコーン星からやってきた20才の男の子”となっていて、どうやら成人(星人?)男性の宇宙人のようです。また、カパプーはスポーツ万能ですが、地球環境に馴染めず?ユニバーシアードの選手には選ばれませんでした。しかし、カパプーのパパとママ、妹のププル、弟のピポと家族5人で選手たちを応援していました。
公式の見解では、カパプーのモチーフはユニコーンだと言われていますが、「カバ(河馬)⇒カパ(プー)」や「ヒッポ(hippo)⇒ピポ」から推理できるように、カバが隠れモチーフだということは明白です。たぶん。
マリナ通りを歩いていると、ユニバーシアードの痕跡を見つけることができます。実は私が住んでいる愛宕浜には、ユニバーシアードの選手村がありました。また歩道の柵には、カパプーとその家族が今もきれいに残っています。
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