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山の英語名について

世界最高峰のエベレストは、インド測量局の長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名されました。しかし、現地には昔から呼ばれている名前があって、チベットではチョモランマ、ネパールではサガルマータなどと呼ばれています。

日本の山と言えば、世界遺産にもなった富士山が有名で、海外からも多くの登山者が訪れます。最近は、登山者が増え過ぎて、登山道や周辺の環境悪化が深刻な問題になっています。そのため、富士山の登山口がある静岡や山梨では、入山料の値上げに踏み切るようです。

私が見た絶景の富士山は、東海大学の静岡キャンパス(旧・清水キャンパス)の男子トイレの窓から見た富士山でした。偶然に開放されていた外側の窓から、雲一つない晴天の背景に雄大な富士山が見えて、今でも鮮明に記憶に残っています。

ところで、山の固有名詞を英語で表現するときには、Mt. (mountの省略形)を前に付けますが、”○○岳”の場合にはチョット考えてしまいます。Mt. ○○にするべきのか、Mt. ○○dakeにするのか?。気になったので調べてみたら、国土交通省では基本的に発音通りのヘボン式で「山」や「岳」も含めるようにしているようです。例えば駒ヶ岳はMt. Komagadake で良いようです。

ただし富士山は例外で、Mt.Fuji が定着しているため、Mt. Fujisan とは呼ばないようです。九州大学の伊都キャンパスがある糸島半島には、火山ひやまという山があります。また、私の出身地の豊後高田市には屋山ややまという山があります。このような”漢字一文字+山”の場合には、国交省ルールが現実的です。北アルプスの立山たてやまの場合も、Mt. Tate ではなく、Mt. Tateyama です。

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