『巨大地震注意』の発表
大学の居室で仕事をしていたら、ポケットに入れていたスマホが急にブルブル震えだし、緊急地震速報が鳴り出しました。思わず身構えて地震を待ちましたが、中々揺れません。少し待って警戒を解こうとした瞬間、グラグラと揺れました。時間は午後4時43分ごろでした。福岡は震度3でしたから、それほど大きな揺れではありませんでした。揺れるまでの時間が長かったのは、震源が少し離れているためだと、後で知りました。
震源地は日向灘で震源の深さは31km、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。震源に近い宮崎県日南市では、震度6弱でした。この地震を受けて、気象庁は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。簡潔に言うと、”この地震のために、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっている”、という事です。気象庁が巨大地震注意を出すのは初めてのことなのだそうです。
巨大地震への注意喚起という事らしいのですが、注意したからと言って地震が無くなるわけではありません。しかし注意することによって、地震発生時の対応が違ってきます。この際ですから防災グッズを揃えたり、避難場所の確認などをしておいた方がよいかもしれません。
日本に住んでいる限り、地震から逃れるすべはありません。仕方が無いことですが、地震と付き合って生活するしかありません。タイトル画は、南海トラフの巨大地震をテーマにしたマンガです。こんなマンガがあったことを、今日初めて知りました。