デジタル化の代償~ペーパーレスの逆襲
物持ちが良すぎて、部屋中に紙の資料が積み上げられていました。机の上も研究資料・論文のコピー・印刷したプログラム等、紙だらけです。これ以上紙の資料が増えると、部屋が資料で埋め尽くされえそうでした。そこで、思い切って資料のデジタル化を実施し、紙の資料を廃棄することに決めました。これは、いわゆる終活の一部でもあります。
基本的には、片っ端からScanSnapで資料をスキャンしていきます。資料の中には個人情報が含まれるものもあるので、これらは除いて、ひたすらスキャンしました。中には結構古い資料もあって、何でこんな資料を取っておいたんだろうと思うようなものもありました。ただし、考えながら資料を選んでいると作業がはかどらないので、出来るだけ中身を吟味しないように、作業に徹しました。
2週間くらいかけて、これまでの資料はほぼpdf化できました。ダブっているような資料もありましたが、目をつぶってスキャンしました。スキャンが終わって廃棄する紙は、古紙回収に出すため丁寧に紐かけしましたが、ざっと見積もっても数百キロ(?)はありそうです。よくここまで貯めたもんだと、我ながら驚きでした。
ただし、デジタル化は紙資料についてだけです。書籍(専門書)については、まだ踏ん切りがつきません。雑誌や古い本については、そのほんの一部を自炊(デジタル化)していますが、大部分の本はそのままです。今後の課題は、専門書のデジタル化です。今はデジタル書籍もあるので、それを買えばよいのですが、アナログ人間なので紙の本についつい固執してしまいます。
とりあえず、紙の資料はほぼデジタル化できましたが、その代償に腰を痛めてしまいました。ひょっとすると、紙の呪いかもしれません。残りの資料は、腰と相談しながら、ゆっくりとデジタル化するつもりです。年は取りたくないもんですね。
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