学生の就職活動をポジティブにしたい シン・就活塾というイベントで、就活生にお話をする機会があった。 主催は私がやっている社団法人 百年示道塾とやまだけど、『学生の就職活動をポジティブにしたい』という想いを持った若手社員が主体的に設計したイベント。 大手リクルーティング会社や行政がやる就活イベントと違って小規模だけど、現代社会においては必要なコンテンツだと思う。 就職活動、採用活動の現実 『学生の就職活動をポジティブにしたい』という想い。新入社員の彼らが、2年前に感じたネ
泥水啜ってきたからだね 久しぶりの東京出張。 月曜日、何年ぶりかに、キヤノン販売時代の同期3人で会った。会社に残っていたり、辞めていたり、皆んなバラバラになってしまったけど、会うといつでもその時間に戻ることが出来る。社会人としてスタートしたあの頃の記憶はやっぱり特別なものとして残っているんだなと思った。 翌日の火曜日は、ここ数年にわたって、私やフクール、そしてKOTELOを応援してくださっている東京のお客様とお酒を飲んだ。上場未上場に関わらず、何社にも請われて社外取締役を
高校生の頃、初めて手にして以来、ギターという楽器は人生の一部になった。それこそ、27歳で富山に帰ってくるまで、家にいる時はずっとギターを弾いていた。ギターを弾きながら、ご飯を食べたり、テレビを見たりしていた。 その割に上手くないのは不思議だが、ギターの無い生活は考えられなかった。 27歳で富山に帰ってきてから・・・ 全く弾かなくなった。弾けないわけでは無いけど、弾かなくなった。 弾きたかったけど弾かなかったのか? それすら思い出せない。 ギターだけではない。あらゆる記
先月、約20年ぶりにライブハウスのステージに立って、ギターを弾いた。 四男がドラム教室に通っていて、その発表会でなぜか「お父さんと一緒にバンドしたい」と言い出して、実現した今回のライブ。 昔は、毎週のように立っていたステージなのに、なんだか照れ臭くて、落ち着かなかった。 あんなにも自信満々で立っていた昔が嘘のように、隅っこで密やかに遠慮しながらギターを弾く自分が滑稽だった。 練習をしっかり出来ていないって、怖いな〜と改めて思った笑。 けど、終わってみれば楽しかった。たった
今日、久しぶりに朝礼でサイコロが当たった。 十面対くらいのサイコロに一人一人の名前が書いてあって、その日、その人がスピーチを話す。 当社の朝礼。 誰に当たるか分からないから、日頃から伝えたい事を敏感にしていたり、短い時間にまとめて話すトレーニングになったり、瞬発力や即興力なんかも鍛えられる…と信じている笑。 朝礼に出られない日も少なくないので、多分、2ヶ月ぶりくらいに当たって、咄嗟に口から出た言葉は『剱岳に登ってきました』。 今年の10月1日、北アルプス屈指の険しい岩
「社長、ブランド品好きですか?」とずっと前に社員に聞かれたことを思い出した。 「ブランド品が好き?」という問いの中にあるブランドって多分、ルイヴィトンとかHERMESと言われる、いわゆるハイブランドだと勝手に決めつけて「そんなに興味はない」と答えたことを記憶している。 けど、私が身につけている服や靴は、特定のブランドが多い 特に、洋服に関してはpatagoniaやTheNorthFaceやDANTONを好んで着ているような気がする。 これらのブランドを好きな理由は、ブ
昨日、カマクラを作った。 真冬のKOTELOはやっぱり雪深く、正直、予想以上でびっくりしている。 ただ、積雪は多いが、学校が雪に埋もれる姿、校庭一面が雪の絨毯になっている姿、学校から見える雪景色は何とも言えないものがある。 そして、冷たいけど空気が凛としている。何か研ぎ澄まされる感覚にもなる。 寒いのと、KOTELOまでの雪道運転を除けば、冬のKOTELOに可能性を感じる。 昨日、カマクラを作った。 毎日、降り続ける雪が場所によっては1mくらいになっている。どこを見て
久しぶりに読み応えありの大作。 オランダ出身の歴史家、ジャーナリストのルトガーブレグマンの「Humankind~希望の歴史~上・下」を読んだ。 正直、怒涛の12月を過ごし、「年末年始にゆっくり読書でも・・・」と考えていた自分にとって分厚い上下巻はヘビーだった。 なぜ、このタイミングでこの本を手に取り、購入し、読もうと思ったのか?。 この本の帯にサピエンス全史のユヴァル・ノア・ハラリさんの言葉「わたしの人間観を一新してくれた本」が書いてあったからだと思う。 昨今では最
VUCAの波、自動化の波が押し寄せる現代において、教育という現場は新しい時代に突入してしかるべきだと思う。 そんな中、合理化、効率化の文脈のみで学校再編が語られている。 小規模校であること、自然豊かな環境、保護者や地域、学校の先生と一体になった現場、こういった学校で育った子供達がどのような成長をしたのかという文脈での検証をもっとやるべきだと思う。 その上で、多様な価値観の現代社会において、このような学校を求める人たちにきちんとリーチする事で校区外からの転入だけではなく、
世界的な禅者、鈴木大拙さんが「科学や哲学で知性を拘束され、機械と経済で独創の本能を奪い取られた人間は、畢竟どうなるかというと、その時々の当面の感覚的刺激のみを追求することになる。」と著書で語られていた。 この言葉は、まだコンピュータやインターネットがない1960年代に書かれたもの。もちろん、66年に亡くなられた彼がスマートフォンやインターネットの世界を知る由もないし、想像も出来なかったと思う。 けど、この時から50年以上経ち、今こそ、この言葉をしみじみと噛み締める。 ディ
ワーケーションという言葉があまり好きではない。 ワークとバケーションを組み合わせた造語。ヴァケーションか。どっちでも良いや。 観光させたい人たちが、観光させたい理由で流行らせようとしている観がプンプンだなと思ってしまう。 同時にワークライフバランスという言葉もあまり好きではない。 バランス。トレードオフみたいなイメージがある。 ワークはいつから「人生の時間を犠牲にするもの」になったんだろう? 以前、誰かがTEDで家族との時間を作っていない方をイメージして、「会社が
100年時代だそうだ。 平均寿命は様々な要因から伸び続け、今生まれた子たちは100年生きるそうだ。 昔はなんとなく80歳くらいが寿命かなぁ〜と考えていたので、40歳を超えた時に、折り返し地点だと思った事を思い出した。 けど、100年らしい。 まだ半分にもなっていないという事。 まだまだあるな。まだまだやれるな。 LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略〜という本を読んでいて一番共感出来たところは、無形の資産を蓄える必要性。 100年時代は、「学生時代〜現役時
記念すべきnoteの初Postタイトルは「茶の本」。 それはそれは立派な経営者の皆さんと一緒に、「明富会」という明治時代の歴史を勉強するサロンのようなものに参画しています。 昨年末に立ち上がって昨日は3回目の学びの場。岡倉天心の「茶の本」を題材にして、明治時代の精神や日本人の生き方やあり方を再認識する事が出来たし、現代にも通じるところが多いどころか、現代だからこそ学ばなければいけない事だらけだなと思いました。 岡倉天心の「茶の本」。昨年末に読んだ本の中で、誰かの「私のお