『聖剣伝説 VISIONS of MANA』を遊んで感じたスコアに左右されない大切さ【コラム】
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』(以下『VoM』)は評論家(メディア)からの評価は厳しいように感じました。減点方式で採点されている感じ。
主な減点の理由は「革新性がない」というのが目立つ印象でしたかね。
逆にユーザースコアが高い理由は「こういうのでいいんだよ!」という安定感で、評論家の減点の対象になった点がむしろ好評だったのが面白い。
ちなみに双方に高評だった点はキャラデザで、これは私も同意。
個性豊かな仲間との旅が、VoMの最大の魅力でした。
他人の評価を真に受けすぎると生まれる損失
勘違いされないよう前置きさせて下さい!
評論家の意見は当てにならない!と言いたいワケではない点、強くご理解いただきたい。
悪い点も挙げて読者に伝えるのが誠実なのかもしれませんし。
その上で「革新性がない」というのは、ゲームを何百タイトルと遊んできた人の感想であり、一般の消費者が感じるとは限りません。
SFC、PS時代に「聖剣伝説」シリーズに触れ、VoMの発売を機に久々にゲームをプレイした人からすると、あらゆる点が新鮮に感じられるでしょう。
つまり「革新性」というのは遊び手の経験によって左右されるものであり、
また心地よい既視感は多くの人に求められるものであるということは、ユーザースコアからも分かること存じます。
スコアに左右されて気になったゲームをスルーすると、自分にとって特別な存在になり得たゲームとの出会いを損失している可能性があるワケで。(まぁ逆のパターンも考えられますが…)
ユーザーの商品レビューでも同じこと、他人の評価は他人の価値観に基づくもの。自分の評価は自分が商品を手に取って遊ぶまでわかりません。
結論。
気になったゲームは自分を信じ、とりあえず買ってみる!
ことを強く意識して生きたい。
仮に気に食わないゲームを掴んだとしても、「自分はこういうゲームは好きじゃないんだ」という自身の理解度も深められますから、何も恐れることはない。