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タウンマネージャー報告会

 タウンマネージャーという職業をご存じでしょうか。
 まちづくりの専門家として、商店街振興・イベント開催など、まちづくりの計画を立てたり、事業を計画、実施し、そのための調整なども行う仕事をされている方なんです。「まちの活性化請負人」と言ったところでしょうか。

 都城市では、中心市街地の空洞化で、増加し始めたシャッター通りをなんとかしようと考えたのだと思いますが、平成27年にタウンマネージャーとして二宮啓市氏を初めて採用しました。
 二宮氏は、採用される前、ゼネコンで市街地開発や鉄道関連開発に携わっておられた方です。4~5階建ての中小ビル再生が得意だと言われていました。

 今回の報告会は、令和4年度の事業報告でしたが、これまでに50店舗ほどを開店させてきたとのことでした。令和4年度に開店した店舗の写真を多数提示されましたが、配付資料からスキャンした写真を2枚紹介します。写真左がビフォア、右がアフターですが随分様変わりした感じですね。

CAFULE
おたからや

 私の目から見ても、以前のまちなかに比べるとだいぶ店舗が増え、賑やかさを取り戻した感じはするのですが、やはり人通りは少ないのです。
 「まちなかに人通りがなかなかもどってこないのは、何が原因だと考えているのか。」と質問をしてみました。二宮氏は「やはり、都城の人に歩かないクセがついているのが人通りが増えない理由です。」と、実体験を交えながら話をされていました。

 都会に比べ歩くこととが少なくdoor to door(ドアツードア)の生活に慣れきっているのでしょうね。昼間の牟田町を歩くと素敵なランチを出すお店がたくさんあるのに残念です。

 実は、二宮氏は今期で退任され、次のタウンマネージャーが8月初旬に公表されるそうですが、この手の仕事は多くても月給50万円のところが、都城市では70万円で募集していたとネットでは話題になっていたようです。

 ネット上のつぶやきでは、『都城は70万円を出して「本気」で変わろうとしているとイメージが多くの人に浸透しはじめているんですね。年間で
840万円の給与を払うという「宣伝広告」だとしたら素晴らしい戦略ですね。』と書かれていました。

 さて、次はどんな方が就任され、どんな仕事をされるのか楽しみです。


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