唯一無二になる方法
1万時間の法則
1万時間かければ人間の脳というのは繰り返し効果によって絶対マスターするようになっているという法則をいう。
人はなかなか1万時間継続的に同じ事を繰り返すことは難しい。
だから何か一つ本当に一生懸命やっていれば、その一生懸命にやった内容については、100人の内の1番になれるというもの。
では、1万時間って具体的にどのくらいの時間なのか。
1日3時間であれば約9年間。
1日8時間であれば約3年半。
こう考えると結構な時間…。
3時間コース(生徒にとって)
生徒にとっては、学校が終わってから、3時間何かに没頭するのは可能そう。そうすると、義務教育の期間でその道の1/100の存在になることができる。
最近は、放課後に塾に行く生徒が多くなってきている。生徒自身が行きたいと言ってるのであれば、学習に対して前向きで良さそうだけれど、やらされての1万時間は‥。
今の子どもたちは平均100年以上は生きるとされているのに、学歴を考えての保護者判断だったら、その判断は良くなさそう。
生徒も自分で考えて、自分で判断して、自分で行動できれば改善されそうなのだけれど…。現状はなかなか難しい感じ…。
3時間コース(教員にとって)
教員にとっては、帰りの会が終わってから、部活動や行事準備、教材研究を考えると、3時間確保することはかなり難しい。
だから業務改善については本気で話し合って行動に移さなければならない。
今働き始めた先生から、もうすぐ退職する先生まで全員が、
自分や自分の大切な人を守るため。
8時間以上は可能か?
8時間以上を選択するのであれば、生活の中心となっている時間(生徒であれば学校にいる時間や、大人であれば仕事の時間)を使うことになる。
そう考えると、教員は生徒がなにかに夢中になれる環境を作らないといけない。たとえば、自分が教える教科で終わるのではなく、探究活動の時間を作ったり、外部の大人とつないだり。(すべて教員がやるのはムリ。)
また、教員は仕事に面白みを感じないのであれば、はっきり言って辞めた方が良いんだろうな。誰のためにもなっていないし。面白みをかんじてるのであれば、思ったことや考えついたことを即実践する(もう50点レベルで構わない)ことによって、8時間の壁をやぶることができそうだ。
1万時間✖️3ジャンル
さらにこの話には続きがあって、1万時間かけたものが3ジャンルあると、1/100×1/100×1/100=1/1000000
になる。
100万分の1。
100万分の1であれば唯一無二の存在になれそう。
すぐに到達できる目標ではないけれど、だからこそ圧倒的な差が生まれる。
毎日の習慣(歯磨きレベル)にしてしまうのが良さそうだ。
自分は3ジャンル何になるのかな。
考えてみよう。