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学校づくりの研修

昨日も、未来の先生フォーラムに参加しました。
二日目の内容は「学校づくりーこれからの学校組織を創る」でした。

デューイのことば

かの有名な哲学者、ジョン・デューイのことばが紹介されていました。
『民主主義と教育』のなかで、「思考という要素を何ら含まないでは、意味を持つ経験はあり得ない」ということば。
自分も民主主義に興味を持った時に、『民主主義と教育』を購入し読んでみようと思いました。(Kindleで購入。結構高い。)

結構前に購入した本なんだけれど、「何%読んだか」と表示されているアレ。
現在2%でございます。笑
とにかく、難しすぎて文章の内容が頭に入ってこなすぎる。
だから、納得のいくその言葉に出会えたことにとても感謝です。
また、学びにつながらない「やりっぱなし」の経験のもったいなさについても、デューイは語っているそう。
これも納得がいく。読書なんてそうなんだろうな。読みっぱなし。
また、読みたくなってきた。笑

リフレクションについて

リフレクションとは単なる「振り返り」ではなく、自分を見つめ、学びの出発点とすることであるとのこと。
リフレクションの際の理想のモデルである「ALACTモデル」が紹介されていました。
 ①Action:行為
 ②Looking Back on the Action:行為の振り返り
 ③Awareness Of Essential Aspects:本質的な諸相への気づき
 ④Creating Alternative Methods of Action:行為の選択肢の拡大
 ⑤Trial:試行
①〜⑤を繰り返すサイクルとのこと。

やはり、学校現場を見てみると、圧倒的に生徒自身が③について考えていないように感じます。(これは、生徒だけじゃないのかも)
考えるのを放棄して、「そういうことだったのか!」という気づきなく、他人に④の行為の選択肢を聞くという。
これではやっぱり力は付かないし、責任を取ることができない人間になってしまうんだろうなと感じます。
ALACTモデルの③をきちんと通る、言葉かけや時間を作り出さなければいけないなと感じました。

Well-Beingの取り組み

幸せの4つの因子を意識することで、幸せはコントロールできる。
 第1因子 「やってみよう!」因子
 第2因子 「ありがとう!」因子
 第3因子 「なんとかなる!」因子
 第4因子 「ありのままに!」因子
うちの学年職員は、この因子すべてに当てはまっているような。笑
前向きな良い人たちと働かせてもらっています。
学年の生徒といえば、自分の基準としては、第2因子しかクリアできていないかも。
他人の目を気にしてしまって、第1因子や第4因子がハマらない。
第3因子は、「自分がこれまでやってきたのだから、なんとかなる」なら良いんだけど、これまで先生や保護者に助けられてきたことを知らず、なんとかなるって思っている生徒が多い気が…。
これを今やっているアントレプレナーシップ教育や宿泊学習でガラッと変えていきたい…。

また、幸せに必要な5つの要素としてSPIREも紹介されていました。
(S:Spiritua、P:Physical、I:Intellectual、R:Relational、E:Emotional)
具体的な取り組みも紹介されていて、環境づくりをするにあたっての参考になりました。
やっぱり、成功している組織って、仕組みを作ってるんだなと再認識することができました。

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