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ひでGのこだわり映画館9

この夏のベスト3映画

第3位 インサイド・ヘッド2

僕は前作が大好きです。
前作のレビューでは、興奮気味に「アカデミー作品賞を!」て書いていました。ハズカシ💦(その気持ちは変わっていません!が、、)

アニメという域を越えて、劇映画に比べて何ら遜色ない、緻密で、アカデミックで、
ヒューマニズムに富んでいて、さらに
小さな子でも楽しめるエンタメ作品に仕上げている最高級の映画だったと今でも思っています。

しかも、しかもですよ!人間の感情をキャラしたストーリーなんて今まで考えた人いましたか!(また興奮しちゃいました🙇‍♀️)

で、その続編、そりゃあ、期待は大きく膨らみます。

ライリーや喜びたちに会えるとワクワクしながら公開初日に鑑賞。家族連れや若い人で席もかなり埋まってました。ビックヒットして欲しいなあ、

でも、僕のあまりにも期待が大きかったからか、本作の扱う題材が難し過ぎたかったからか、前作の感動や驚きまでには至らなかったかな。

前作はライリーがまだ小学生だったので、
そのインサイドヘッド(脳の中身)は、
ヨロコビ、ビビリ、ムカムカ、イカリ、カナシミと5つの感情だけでよかったので、分かりやすく、キャラが立って、ストーリーとマッチしていました。
特にカナシミとヨレコビの関係性から、決してカナシミも不必要でないんだよって、
ストレートなテーマが響いていました。

でも、今回思春期のシンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィという4つの新しい感情たち。
彼らはヨロコビたちを「ライリーにはあなたたちは必要ない。」と追い出してしまう。

キャラクターたちのドラマ、ヨロコビたちがあの部屋に戻ることがストーリーの中心になっているんだけど、、んん、新鮮味という点ではもう一つ、、どうだったのかな。

そっか、思春期を覆う感情、ダリィ、イイナー、ハズカシ、シンパイは新しく、複雑な感情なんだね。だからかな、
思春期の4つの感情がそれまでの基本的な感情と比べて、キャラクターとしての特徴がはっきり分かれていなかったのかな。
ハズカシなんかはもっと活躍できる場があればよかったかな。

どの感情もみんな大切だって、いうクライマックスも納得しながらも、落ち着くところに落ち着いたのかな、なんて冷めた書き方してるけど、泣いているんだけどね😅

一方ライリーの物語も、これらの感情を一気に登場させるエピソードって難しいな、
観た直後は、このエピソードはやや弱いのかなっても思ったけど、、

でも、思春期の複雑な感情のキャラ作りやそれを表すストーリーの難しさによくチャレンジしてくれたね。

大丈夫👌ライリーや仲間たちとの再会は本当に嬉しかったし、みんなも映画館に会いに行ってほしいな。

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