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感情は肉体に宿る

自分の病気や母の病気を通して、体の状態は心の状態であり、その状態は自分自身が写し出す現実に投影されていると感じ、まず自分の体の状態を知り、心の状態を知ればおのずと写し出される現実が変わってくると実感しました。
これは、私の写真行為にも繋がるところであり、より自分の体に意識を向けるようになりました。

私は子宮頸部を切除したことにより、萎縮性腟炎や性交痛などが術後にあらわれ、新たな病気としてバセドウ病、高プロラクチン血症、卵巣嚢胞を患いました。
萎縮性腟炎や性交痛はQOLを低下させ、パートナーシップや外界と繋がることの意欲を低下させ、いずれも、ホルモンが関係しており、エネルギーバランスの観点から見れば、子宮、卵巣つまりは女性性のエネルギーバランスの乱れにたどり着きました。

"感情は肉体に宿る"と云います。

私が現在出した女性性とは?の問いへの答えは「受容」です。
受容とは、自身を受け入れ許し愛することだと思います。
それが出来るのが女性性であり、女性性はその受容をもって自由になれると思います。

自分の中に、受容というものがなければ批判が生まれます。そのことが不理解につながり、偏見や差別が生まれます。

自身の女性性が乱れる時は、自分ではなく環境や他者を受け入れすぎ、自己犠牲になることを選んでいたり、反対に全てを受け入れず拒絶し、偏見や批判をもって他者や外界を見ることを選んだりしてしまうのだと思います。

心を整えることが難しい時があります。
そのような時は、まず体を整えてみること。
私は自分に起きている体のエラーに対し、一番初めにエラーとして出た原因である子宮、卵巣を整えていくことを始めました。

私の卵巣嚢胞は大きくなっている期間からして、卵巣嚢腫の可能性が高く、フォローアップを続けていました。
自分のエラー部である子宮、卵巣をケアしていく中で、エラーを起こした原因であろうあらゆる感情が湧き上がり、その都度その感情と向き合い、ケアを続けました。
ある日、体も軽くなり、心が開くのを感じ、定期検診を受けると卵巣嚢胞は小さくなり、元の卵巣の大きさに戻って、バセドウ病の数値は安定し、年に一度のフォローアップで良くなりました。

エネルギーバランスの観点からみると、子宮、卵巣は第二チャクラとなり、自分らしさ、自分を愛すること、生きる喜び、安心、パートナーシップ、性交、母性が司る場所です。

"感情は肉体に宿る"です。
自分を受け入れ愛することが出来て始めて他者を愛し、自分から派生した愛になるのだと思います。

この実例は、私の中で成立したものであり、全ての方に当てはまることではありません。
しかし、もし今エラーを抱えている方がいらっしゃいましたら、あらゆる選択肢の中の一つとして、体と心のホリスティックな観点から体全体について考えて頂ければ嬉しいなと思い、書かせて頂きました。

男性の中にも女性性はありますし、女性性の乱れからくるエラーは、目や頭のエラーにも繋がります。
そして、他者を受け入れられなく、自分の偏見や批判=ジャッジやマウントに疲れている方もフェムケアにご興味をもって頂けると嬉しいです。

明日が少し楽になるセルフケアです。
みなさんのQOLが少しでも良くなることを願っています。


🛀 @swp_femcare

🌝こちらのアカウントでは女性の体について主にホリスティックな観点からの学びと、フェムケアアンバサダーとしての知識を発信してまいります。みなさまの日々の向上に少しでもお役に立てれるよう努めてまいります。

◯殿村任香 Hideka Tonomura ◯
写真家/SHINING WOMAN PROJECT代表/フェムケアアンバサダー
@Hideka_Tonomura
@shining_woman_project

2008年にデビューして以来、国内外にて活動し、2019年 がんと闘い向き合う女性のポートレートプロジェクト SHINING WOMAN PROJECTを立ち上げる。

SHINING WOMAN PROJECTでは"命の芯の輝き"を発信し、写真芸術としての役割と社会的な変革を促す力を持つプロジェクトとしてがんを抱える女性だけでなく、女性が抱える問題への理解を深めるべく現在も取り組んでいる。



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