そもそも。その2 シゴトイキタクネー症候群と息子誕生
2年間専門学生になるという事は
学費もしかり、生活費も困窮するだろう。
今までの生活だって金銭的余裕があったわけでもない。
それでも挑戦する事を支持してくれた千尋に感謝です。
そもそもやりたい事が見つけれない人生を送ってきた。
仕事についても本当に自分がやりたい事なのか?と考えてしまうし、仕事に打ち込めないでいた。何をしても一生懸命に仕事している人に敵わない。そりゃ当たり前だ。一生懸命じゃなかったから。
①何か違和感を感じて仕事をする
②休みにはバンドやったり夜ふかし。
③仕事に支障をきたす。
④怒られて不貞腐れて仕事が楽しくなくなる。
②に戻る。
完全に自分が未熟だし悪い事も会社や上司のせいにしてたな
と最近になって少し思えたり。。。
しかしやっぱりアイツだけ許せない!と思ったり。
そんな中で結婚して長男「貫」が産まれた。
貫が産まれたのはすごく大きくて、
長年の持病のシゴトイキタクネー症候群は貫が産まれて完治した。
目覚ましを止めて、ふと眠る息子の顔を見ると身体の内側から力が湧いてくる。
「とーちゃん元気に今日も土をペッタンペッタンしに行くど!」
っていう気持ちになるのだ。
そして千尋の様子が変だ。やっぱり絵を描きたいんだ。
俺だって千尋の絵に惹かれて彼女の事を知ったぐらい千尋の絵が好きだ。
だから介護の仕事を辞めて、千尋とアートで食っていく挑戦をしようと話をした。
何年かやってみてダメだったらまた何か仕事すりゃいいじゃん。
そんな事を話した気がする。
Art Studio Chipperを始める時に猛烈に彼女の背中を押したし、夢も一緒に語った。
彼女のやりたい事が僕のやりたい事になっていった。
そして僕は変わらず土をペッタンペッタン。
つづく