沈黙は金 雄弁は銀
みんなはこの言葉は知っていただろうか?僕は恥ずかしながら3年くらい前に知った。そしてこの言葉を久しぶりに口にして、当時の"何かから解放された記憶"が蘇りブログに書くことにした。
僕がこの言葉に頼る原因になったのは職場の人間関係である。職場って言っても自分の会社だけどね。社長でも人間関係に悩むことあるの?って思うかもしれないけど、ある。
みんな何かしらの目的で集団に属している。家族、仕事、地域活動、ボランティアなどなど、その中のメンバーやパートナーと意見が対立してしまったことはあると思う。
そんなときは、目的を確認し合い話し合って解決すればいいんだけど、別の次元で…すなわち感情的に対立してしまったら誰も得しないモードに入ってしまう。
そんなときはパーッとお酒を飲んで解決!とかは嫌いだ。だって解決しないから。
頑張っていれば頑張っている人ほどそんな局面に出くわすことは多いだろう。それだけ達成したい課題があるのだから。
でも共に頑張るべき相手が別次元モードに入っていて"話してわかる相手"じゃなかったらお互い辛い。
話してわかる相手じゃないとは失礼な表現だけどm(_ _)m
このときに往々にしてあるのが、別次元モードに入っている人は雄弁であることが多い。たまに無視などでコミュニケーションを避ける人もいるけど…相手を避難して優位にありたいという目的は一緒だ。
そこでやってはいけない行動。それは"反応"することだ。
言い返したり同じ感情になったりせず、もちろん諦めもせず、グッと堪えて自分がやるべき仕事をこなし、心は常に開いておく。
あなたとわかり合いたい気持ちはいつだってあるのよ、と身体と言葉で表現する。そのチャンスをじっと待つ。
言い返したり同じ感情で対立してしまったら後で後悔する日が来ると思う。
沈黙は金 雄弁は銀なのだ。
ちなみに欧米の人たちは仕事で対立したら、溜めることなくその場で喧嘩さながら言い合うらしい。
しかしそんな日の仕事終わりには、「仕事で対立した場面があったけどあなたが嫌いなわけではない」という意味を込めて、一緒に食事に行ったり飲みに行ったりするらしい。
僕はそういう方が合っている。「あなたのことは嫌いじゃないんよ!」って言いながらバチバチ言い合いたい。
だがここは日本、そんな社会ではない。
郷に入れば郷に従おう。
そもそもほとんどの人は社長という立場だけでバチバチ言いにくいのか…