尊敬するスタッフたちと今後の展望
尊敬するスタッフたち
お世辞じゃなくて、自分の会社だからじゃなくて、本当に素晴らしいスタッフが集まっている。
お母さんのように温かく見守り優しい人、スタッフ一人一人の話を聞いて育てれる人、いつもチームのことを考え調整してくれる人。
僕にはない才能や人間性が集まり、みんなの力で会社は確実に成長している。
心からそう思っている。
施設系はチームで仕事をするので、協調性や仲間を大事にする人間性が求められる。今スタッフの採用で意識しているのは特にこの部分だ。
例え医師資格を持っていても、思いやりに欠け、自分のやりたい支援と仕事をする人はチームに必要ない。
今後の展望
今後は事業展開ではなく、中身と外部発信を強化していこうと思っている。中身とは研修などの人材育成に加えて障害者施設として「地域に出ていく」こと。
「地域に出ていく」ことは一時は意識的にやっていたけど、しばらく消極的だった。
消極的な理由は、実際に地域の人たちが施設にたくさん来ると、"初めての状況や人が苦手な人"が不安になる姿を見たからだ。あれはやり方が下手だったな〜とは思うけどm(_ _)m
こんな経験を踏まえた上で、大阪にある生活介護事業所「アトリエインカーブ」のように"開きすぎず閉じない"ような、事業所にあったスタイルで模索していきたい。
うちの事業所のやり方としては、こちらから外に出ていくスタイルがいいのではと思っている。
対話から生まれる活動
それともう一つ大事にしたいことは「地域住民との対話」だ。スタッフから近所のゴミ拾いやAED機器の設置などを提案してもらった。
それはそれで実行していきたいんだけど、地域で今困っていることを行ってみたい。
というのがデンマークの福祉の取り組みで、
・安否確認が必要な家に毎朝、要介護者と支援スタッフが訪問する
・小学校で作ってほしい遊具を要介護者たちで作る
という事例を見た。これらは地域住民との話し合いから生まれた。福祉に限らずデンマークでは対話を重視する傾向が強いという。
社会貢献と経営が同一になるとき
僕たちにはまだあまり実績という実績はないのかもしれないけど、どんな小さなことでも出来ることをやっていきご利用者・地域にとって有益な組織を作っていきたい。
そしてしっかりと社会貢献をする会社として、永続的に優秀な人材が集まる会社になりたい。
これからはただ働くだけでなく「誰と働くか?」「勤める会社がどんな社会貢献をしているか?」。そんなことが問われる時代が来る。例え地方郊外の小さな介護施設でもそうなると思ってる。
だからその形が出来るまで僕もしっかり関わっていくつもりだ。
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