電波ソングを聞く
牛乳を大量に飲むのをやめて約半年。
たまに一口飲む程度になりましたが、やはり牛乳を飲むと脳天に響くというか、目がカッと見開いてキマってしまいます。
くまのプーさんが「ハチミツをキメている」と比喩されますが、まさにそんな感じの日々です。
最近は息子と共に
を聞いて、パワフルな電波ソング感にやられています。(音量注意)
15年程前MIDIデータ作成の仕事をしていた頃、漠然と電波ソングを認識し始めてやられていましたが、そもそも電波ソングの定義とは何なのか。
電波ソングは主に以下のカテゴリーに分けられる。
・まじめに歌っているように見せかけて歌詞が珍妙すぎるもの
・一見普通のアニソンや童謡だが、使われる場所や作曲者が一般的ではないもの
・空耳ソング(逆再生を含む)
・いわゆる萌えボイスをふんだんに盛り込んだ「萌えソング」
上記の複数のカテゴリーに属する歌もある。
(引用:ピクシブ百科事典)
まぁ、言葉だけではよくわからないですね。
こんな風にちゃんと定義を考えたことはありませんでしたが、勝手に電波認識していました。まぁ、個人で何が電波なのかは異なることは大いにあるのでしょう。とりあえず曖昧なままわたしの主観で進めます。
久々の電波感に感動したわたしは、さらなる電波感が欲しくなり妻に
「ねぇねぇ、何かいい電波ソング知ってる?」
と聞くと、
「あー・・えーと、撲殺天使ドクロちゃんだね。昔カラオケで歌ったよ。あと、曲名なんだっけ?ネコミミモードしか言わない謎なやつ」
ほう・・・。
何でしょう、このサビ(0:41~)のオノデンぼうや感がたまらないですね。雑な音程感が素晴らしく癖になります。
昔、菊地成孔さんの音楽講義を受けていた時に、その講義の中で
「音痴にはある種の魅力があり、正しい音程を音痴に変化させるエフェクターがあってもいい」
といったニュアンス(確か)のことを言っていたのですが、当時聞きながら首を縦に振りまくっていました。
完全に主観ですが、音痴は音痴でもたまらない音痴があるのです。境目を定義しようと何度か思考したことがありますが、全くわかりません。
漠然と、「リズムはある程度合っている状態で、音程はややフラット気味。リズムがずれ続けていたり、音程がシャープするのは不快になりやすい」と思っていたこともあるのですが、以下の曲はそうでもない・・・。
超有名曲。
MIDIデータ作成の職場にて、先輩社員に
「あ、これは名曲だからとりあえずデスクトップにファイルおいて、いつでも再生出来るように」
と言われたのが印象的です。
さて、妻の言っていたもう一つの曲は、
「あー、これかー。やべぇな」
妻「ねー。癒し系電波ソングだよっ」
謎魅力がありますが、これも電波ソングなのか・・・。
以前、有線で繰り返し流したり、CMを繰り返すことで音楽を売るスタイルがメジャーであったように、
音楽は、繰り返し聞き、覚えて、再度聞いた時に記憶をなぞると「良い」と感じるようになるものですが、なるべくそうならないようにごちゃまぜで音楽を流していても、5歳になった息子が反応しやすいのは電波ソングであったりします。
ミクさんも子供受けが良いですね。電波ソングと初音ミクさんは、いじられている性感帯の場所が近いと感じます。
逆に、Donald Fagenを流している時に
「これはいいや」
なんて息子に飛ばされてしまったり・・・
超名曲なのに・・・。さすがAOR(Adult-Oriented Rock)。Child向けではないのですね。
と、とりとめもなく好き好きソングを垂れ流しているのは、確定申告の準備が面倒臭すぎて現実逃避しているからだったりします。
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
おまけ
最近やったゲーム「Undertale」が、良すぎて辛かったです。出てくるキャラみんな可愛くて好きですが、特にPapyrusが可愛くて可愛くて・・・。
楽曲も通して良作ばかりでした。
今度ギターでPapyrus戦の曲を録音しようと思っているのですが、基準音440Hzでチューニングした楽器だと音程が合わず、もしや、と思い432Hzにしてみると440Hzよりはましに聞こえる・・・。何とも個人的にはタイムリーなことと思いましたが、よくよく確認すると、どうも437Hzあたりが正解のようでした。Hz単位までは正確にわかりませんが。
このゲーム、BGMの基準音が通常の440Hzではないのです。ざっと検索してもそういった情報は見当たらないんですけれど、誰か知っている人いますかね・・・。