楽しいはやっぱり大事だった(思い出話)
先日、
妻と池袋デート(乙女ロード、ゲーセン)に行った時、
小学生の頃、
某大手塾に通わされて、毎週日曜日にテストを受けに一人で池袋のでっかいテスト会場へ来ていたことを思い出しました。
そして、
妻に年寄りの思い出話を無駄にし始めて、、、
帰りに電車賃の余りをこっそり使って、たい焼きかマックポテトSを買うかで悩んだり・・・(お小遣いはもらったことなし)
週の半分以上が興味のない習い事で埋まっていたというかわいそう自慢とか途中、何故かテストが急に出来るようになって最高ランクのクラスに昇格した自慢をしていた時に
そうそう、一時期なぜかやたらと勉強が出来るようになったんだよなー
あれなんだったんだろな・・・
しかも昇格した後は特に出来なくなったんだよな・・・
初めてそんなことを考え、、、
あっっあの時、
凄く楽しかった・・・
ってことを思い出しました。
ネットのない時代に、あれやこれやと口コミで良い評判を聞きつけると「あそこがいいから」と度々塾を変えさせられていた私。
さっと思い出しただけでも並行通い含め4つは出てくる。
マジで肌に合わない雰囲気のところに一番長く通わされたりと、子供の意見はお構いなし。
池袋は、並行で継続していたところで、人数もアホみたいに多いところ。毎回席も自由。
でも、たまたま隣になって消しゴムだか蛍光ペンだかを貸し借りして仲良くなった真面目な友達をきっかけに、真面目でない友達が2、3人加わって、いつも固まって座る定番のグループが出来ていました。
そこの会場では、
午前中テストを受けてー、
午後先生が出てきて、その解説をするのだけれど、定番のグループで気も大きくなって、
机に彫ってあるエロい落書きに大騒ぎしたり、
落書き増やしたり、
先生にチャチャ入れたり、
隠れて漫画読んだり、
他の生徒にちょっかい出してこそこそ笑い堪えたり・・・
一番印象的で覚えているのはたまたま後ろにいたヤツが授業中ずーっとボールペンを凄いスピードでノートの同じ箇所を往復して走らせているので
「お前何してんだよ」
(グループで気が大きくなって面識のないヤツにもバンバン話しかける)
ボ「これね、ボールペンってインクが見えるけど、終わりのとこに透明なの入ってるじゃん。この透明なのに辿り着きたいんだ。」
インクが乾燥しないように入っているアレです。
「お前面白れぇー!」とグループ化。
ボールペン君は、特に自分からは話さないけれど、私達の横にいつも来るようになり、毎週毎週黙々とボールペンを走らせていました。
そして、そのグループは多分、大人数の会場の中でも一番目立っていたと思います。
ここまできて、
こんな態度で授業を受けていることが母にばれたら大変だ、とうしろめたくなっていたのも思い出しました。
で、テストの点数がやたらと良かったのは正にこの時。
実際は家で勉強していたのか?
とか全く思い出せないけれど、本来憂鬱だったはずの毎週の日曜日が楽しくなっていたのは確か。
ふざけながらも、要点はちゃんと学習していた気がする・・・
調子に乗ったクソガキ状態で一番モチベーションが上がり、色々覚えたりも効率が上がる、というのが小学生の時の私のパーソナリティだったのでしょう。(調子に乗ってちょっかい出すクソガキが本当に嫌いな人がいるのも承知しております・・)
しかし、それは長くは続きません。グループ内で上のクラスに昇格したのは私とボールペン君だけ。
会場も変わって雰囲気も変わり、とりあえずボールペン君の隣に座るけど、会話も続かないし、相変わらずの高速ボールペン。
それから一気に萎えたのをはっきり覚えています。
その後、色々あって何だか今度は日曜日に少年野球に行く事になって、その塾はやめることになります。
時は流れて・・・
中学生になって、
受験を考える頃、成績の良い仲良し友達に、
「俺が行ってる塾、お前が来たらもっと面白いから一緒に通おうぜ」
と誘われ、自分でその塾に見学しに行って、パンフレットをもらい、塾に関して初めて自分の意志で親に
ここに行きたい
と言ったら、パンフレットを見て
「合格実績が大したことない。それに友達がいるから、で行ったら勉強にならないだろ。」
と一蹴され、謎基準で選ばれた塾に通わされるのでした。
もちろん「友達がいるから」だけれど、心持ちとしてアイツとだったら楽しく競ったり出来て、嫌な”お勉強”ももう少し身が入るな、というある意味真面目ではありました。
まぁ、そんな心境は理解されるはずもなく。
あの時、OKだったらまた頑張れたのかな・・・
・・・かわいそう自慢が過ぎました。
そうかー
クソガキ状態かー
これからの日々の生活の参考にしてみようかww
(調子に乗ってちょっかい出すクソガキが本当に嫌いな人がいるのも承知しております・・)
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