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「2022国際ロボット展」に行ったら、ロボットが人間と会話していて驚いた件

2022国際ロボット展

2022/03/11(金)、「2022国際ロボット展」「国際宇宙産業展 ISIEX」(東京ビッグサイト)に行ってきました。

そこで、「遠隔ロボットしおりん」というのを見たので、noteに記録。

遠隔ロボットしおりん

入口にあったモニターで、ロボットが映っていたので、「あ、何かロボットがいるのだな」と思っていたら

テレプレゼンス型で表示中

少し進むと、急に話しかけられたので、離れてちょっと遠巻きに見る…

話しかけられない位置に移動

通行人への呼びかけ方や会話のよどみなさなど、どうも会話が自然なので、最初は「中の人」がいるような気もしていたのですが、とはいえボイスが機械的で、(元)マイクロソフトの「りんな」などもあるので「これがオールAIで実現できてたらすごいな」とも思いつつ、しばらく観察しておりました。

しばらく見ていると、同じ疑問を持った方が、しおりんに話しかけておりました。

果たして、このロボットの中にヒトがいるのか?(私も気になる…)

「アンタ、裏にいるのか?」と直球を投げかけていましたが(笑)、相手も慣れたもので、上手に交わしており、結局わからずじまい…

結局、裏にいたのか?

帰って調べてみたところ、このロボットは、今回の展示会のために開発されたわけではなく、「株式会社リードジェン」のアナウンスロボットとしてサービスが提供されているようです。

そして、その会社の公式ツイッターでは、「中の人」が普通に(隠されることもなく)紹介されておりました。

公式Twitterを他にも見てみると、「中の人」も複数いたようで、声質も様々だったんですね…

率直な感想

最初は「おそらく中の人がいるのではないか?」と思いつつも、正直なところ、中にヒトがいるのか?それともAIなのか? の見分けはしばらくはつかずにおりました。

その時考えていたのは、AIのレベルを判定するための仕組みに「チューリングテスト」のことです。

今回のは、厳密にはチューリングテストではないのですが、人がそれをヒトかAIかと判断する際には「見た目」「声質」といったものが、なにかしら影響を与えそうだということを今回、体験できました。

この辺は「人間拡張」という概念を理解していくのにも重要なのかな、と感じました。引き続き、考えていきたいと思います。

ちなみに

「遠隔ロボットしおりん」を含む、ブース全体についてはこちらをご覧ください。

(おわり)

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