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触れずに操作する「非接触」テクノロジー 【1. ジェスチャー認識】

はじめに

このシリーズは、触れずに操作する「非接触」テクノロジーの詳細について記述していきます。

ジェスチャー認識とは

簡単に言うと、デバイスの制御または操作するためにジェスチャーでそれを行う技術のことです。

システムへの入力をジェスチャーにすることで、デバイスに物理的に触れることなく操作ができます。屋外でのあらゆるものに「触れる」ということを嫌がるようになったという昨今のニーズに対して、期待が高まっている技術です。

事例

たとえば、手のジェスチャーを使ったデバイスの操作をするためには、以下のアプリが必要になります。

  1. カメラや赤外線センサなどを使って「手の形」を取り込んだうえで、

  2. 次に「ジェスチャーの意味」に応じた制御・操作を行う

本質的には2の部分が重要であり、個別の開発が必要になるのですが、逆に言うと1の部分はパッケージ化が進んでいる分野になります。

たとえば、イギリスのスタートアップが開発した“Leap Motion”というデバイスを使うと、手・指先の情報を簡単に取得できます。Amazonで簡単に購入可能で、USB接続が可能のため、手持ちのPCを簡単に「非接触デバイス」にすることができます。

このようなデバイスを使うことで、非接触で実現したいことが簡単にできるような世の中になってきました。

(つづく)

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