ヨコハマに来る目的を創る──相鉄×高島屋×カウンターワークスの新たな取り組みとは
こんにちは。
SHOPCOUNTERを運営しているカウンターワークスの中村です。
2019年に入ってもう10日、お正月気分が抜けてきた頃かと思います。
僕もようやく身体が朝起きるのに慣れてきました。。。
さて、突然ですが、弊社が主催しているポップアップイベントがあります。
その名も
『YOKOHAMA POPUP AVENUE』。
名前の通り、横浜で開催しているこのイベント、相鉄×高島屋アクセラレーションプログラムの一環として実現したものでした。
このアクセラレーションプログラムは「横浜”初・発”」をテーマに、横浜の街をもっと盛り上げていこう、という相鉄さんと高島屋さんがタッグを組んだ取り組みで、我々はその第2回のデモデイに採択されたのでした!
その中で最も早く企画の実行までこぎつけ、10月から数えて3回ほど実施をしてきました。
そこで今回はこの取り組みの中心人物である、お三方にお話を伺いました!
・株式会社相鉄アーバンクリエイツ・鳥畑智紀さん(写真1番右)
・一般社団法人横浜西口エリアマネジメント・前原洋平さん(写真左から2番目)
・株式会社高島屋・石崎礼さん(写真1番左)
実際の商業施設の出店における担当者の考え方などヒントになれば幸いです!
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--まず、アクセラレーションプログラムの立ち上げの理由を教えてください。
石崎:そもそも、集客の競争が激しい中で、横浜駅西口の来街者を増やしていきたい、と思っていました。そんな時にアクセラレーションプログラムっていうのがありますよ、というのを聞きまして。
我々のリソースだけでは厳しい部分もあるので、ベンチャーさんのアイデアとかサービスとかを加えることによって、より横浜駅西口が来街者の方に過ごしやすい、行ってみたい街になるきっかけになるのではないか、と考えての取り組みでした。
他のアクセラと異なる部分は相鉄・高島屋の2社で組んでる部分で、かつ、街作りの観点が入っている部分です。
横浜発信で、世界中に広げていきましょう、という大きな目的もあります。
--プログラム2回を通してみての印象はいかがでしょうか?
石崎・鳥畑:具体的な話で言うと、第1回目でVACANさんがこのプログラムを通して、高島屋・ジョイナスの飲食店に実際に空席管理のサービスを作っておられました。実際に導入し、来館者の方がお茶する際に使用していただいてました。これはあくまで一例ですが、このようなサービスは我々だけでは到底作りえないサービスです。ベンチャーさんのお力を借りることは街のサービス機能向上に有益である、と感じています。このプログラムを続けることで、我々も街の成長に繋がると思ってますし、ベンチャーさん側も事業の拡大であったり、プロトタイプのお試しの場所として使っていただければ、と。そのような形でお互いの事業を進めていく、というプラスの作用があるのではないかな、と感じています。
--なぜカウンターワークスを選んでいただけたのでしょうか?
石崎:まだ、我々が見たことのないお取引先を多く抱えていることが大きな理由の一つでした。蚤の市のようなイベントにも少し絡んでいることを聞いて、そのようなことができるのであれば、空き店舗を埋めるだけでなく、新しい街の活性化に繋がりそう、という可能性を感じました。しかも、ちょうど同じ時期に、前原さんと行政との間で公共空間の利用が検討されていたので、是非やってみよう、と。
前原:『YOKOHAMA POPUP AVENUE』の開催場所であるみなみ西口広場は道路空間でして、元々はゴミのポイ捨てなど環境が良くない空間を横浜市が整備し、我々が清掃や植栽管理等、環境整備をしている場所でした。ただ、その環境整備には費用もかかることから維持管理の原資を得る事を目的に、横浜市の道路協力団体制度を利用しています。この制度を政令指定都市として使ったのは横浜市が初めてで、この事例は道路空間での先進的な事例として捉えています。ただ、せっかくやるならお金を稼ぐだけではなくて、横浜駅にそれ目当てで来ていただける雰囲気作りを目指したいなと。その意味で『YOKOHAMA POPUP AVENUE』は面白い取り組みだよね、というところから、チームとして作り上げてきた、という経緯があります。
--『YOKOHAMA POPUP AVENUE』開催を通して、具体的に町が変化する部分はありましたか?
石崎・鳥畑:肌感覚で言ったらまだこれからかな、と。ただ、出展者の方々のアンケートを見た感じ、PRとして利用していただくなど、売上だけでない魅力が見えてきている部分があります。これは我々としては想定していなかった部分でした。我々だけでやると、売れてないからやめるか、という形になってしまうので(笑)、これはカウンターワークスさんが1枚噛んで頂いている意味を感じております。
前原:横浜駅は乗降人員が全国4位にも関わらず、目的意識があり来街する方が比較的少ない場所でして、課題に感じております。その意味では今回の取り組みは非常に意義のあるものだと感じていて、実際に「ここでこんなイベントをやっているんだ」という声を聞くこともあります。
--この開催場所をどういう場にしたいか、野望はありますか?
前原:今は10数店舗ですが、みなみ西口の通り全体をお店と人で埋め尽くしたい、という野望はありますね(笑)。あそこに行けばアレをやってるんだ、とイメージ作りを植え付けるくらいの取り組みにしていけたらな、と思っています。これから『YOKOHAMA POPUP AVENUE』をどうやって横浜西口の街に根付かせていくかが課題で、エリアマネジメントの視点で取り組んでいく必要があると思うので、引き続き連携してやっていければと考えています。
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この企画は2019年3月まで毎月開催のイベントとなります!お集まりいただくブランドも都度都度募集する形ですので、ぜひ毎月チェックしていただけますと嬉しいです!
ご来場されるお客様に対して”ここでしか見つからないイイもの”をご提案するイベントへのご参加いかがでしょうか!
イベントの様子はinstagramから↓↓
出店者様は随時募集しておりますので、申し込みページから応募していただければ、対応させていただきます!
また、そのほかポップアップストアに関するご相談も常時受け付けてますので、お気軽にSHOPCOUNTERへ!
<次回開催概要>
YOKOHAMA POPUP AVENUE Vol.4 概要
日程:2019年1月19日(土)
時間:13:00~20:00
開催場所:横浜駅みなみ西口広場
入場料:無料
主催:(株)COUNTERWORKS
共催:(一社)横浜西口エリアマネジメント
協力:相鉄グループ・(株)高島屋
公式サイト:https://www.facebook.com/yokohamapopupavenue/
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