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複業で0→1フェーズのぼっち起業家を助けてあげた話|経理・会計のこと

本記事は 株式会社パタンナー アドベントカレンダー 2021  17日目の記事です。

弊社はおカネのことは創業初期からしっかりやりたかったので、オフィス業務もチームメンバーの力を借りています。オフィス業務を支えてくれたバックオフィスメンバーに記事を書いていただいた。(書いてくれてありがとう!!)


はじめに

今回はバックオフィスの業務についてお伝えしたいなと思います。普段こういう文章は書かないのでまとまりがないかもしれませんがお付き合いください。ご縁があり経理を中心に任せてもらってます。

初めに話があった時にまず思ったことは最初から経理を置くって言うのは珍しいなってことでした。

起業したばかりの頃は資金的な余裕もないので、バックオフィス業務も社長が全部やる場合が多いです。経理業務で言えばクラウドの会計システムも増えて以前よりもやりやすくなってますし、あまり知識がなくてもある程度のことは出来るようになりました。

ただ、この初期段階で失敗してぐちゃぐちゃのままずっと引きずってるという状況を何回も経験していたのでそうならないために私がお手伝いした部分について書いていきます。

1. 会計システムの初期設定

  • 原価科目の設定

  • プロジェクト管理のための部門設定

経理でまとめている数字は経営判断の客観的な資料になります。その時々で求められる情報が違ったりするので割と細かく決めました。

最初から部門設定をすることで2期目になったときに事業ごとの数字を前年度ときちんと比較できます。

2. ネットバンキングの総合振込

「 毎月払う金額は把握してもらいたい、でも振込業務の負担は減らしたい」

ということで総合振込ができるように手続きをして「振込データの作成(私)→承認(起業家)」というフローを最初から作りました。経理の人のリスクも減らせるので。普通にやってるところの方が多いですが案外バックオフィスの人以外には浸透してないんだなって今回思いました。

これは私が助かったなって思ってることですが、取引先に請求書送る場合はccに私を入れてくれるように伝えてもらってること。受け取った後自分のところでとめちゃう人が多いので送ってたけど経理の人にこなくて支払いもれてたっていうのがよくある…。月次も数字が固まらなくて困る…。

3. 労務システムの設定

稼働時間を把握したいということで労務システムを導入しました。ただ、正社員がいるわけではないので無料のもの。社員向けの設定はされてるけど対応しきれない部分もあるので別途設定しました。(ちょっと自信なかったけど特に何も言われてないからOKってことにしてます)

4. 給与システムの設定

こちらも正社員がいないので無料のもの。無料でも社保の改定など最低限の機能を備えているものを選ぶところから。渡すお金に直結するところなので割と大事です。

おわりに

事業が安定したころよりも起業直後の方が事務手続きも決めなければいけないことも多いです。バックオフィスは重要度が低くなりがちですが細かい部分を任せられる人がいるとだいぶ楽じゃないかなと思います。少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。

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