
Photo by
ide_aggy
勝手に予想。Greenの決算に見る今後の戦略(Wantedlyとの比較も交えて)
先日twitterでこんなことをつぶやきました。
<勝手に予想>
— 石倉秀明@bosyu社の社長です (@kohide_I) November 12, 2019
人材紹介フィーの高止まりにより採用媒体系が相対的にコスト安になり、求職者獲得コストが上昇、ダイレクトリクルーティングに取り組む企業の増加、などの背景を考えるとGreenさん、ビズリーチさんあたりは1年以内に20〜30%くらい値上げしてくるんじゃないかなーと思ってる
長らく続く、人手不足によりHRサービス系の会社は好決算が続いています。現在、スタートアップやベンチャー企業などの多くが使っている媒体はWantedly、Green、ビズリーチなどかと思いますが、GreenのIR資料を元に考察してみたいと思います。
なお、ビズリーチは非上場でデータがないため、上場しているWantedlyと比較しつつ、Greenについて考えていきます。
まず決算資料から
Greenを運営しているアトラエさんの決算説明資料です。2019/9期は売上32.29億(YoYで40%成長)、営業利益7.1億(YoY2.8%成長)となっています。この中には新規事業であるWevoxやYentaも入りますが、事業規模として収益の中心はほぼGreenでしょうから一旦無視して考えます。
アトラエさんの経営スタイルの特徴として以下の2つがあります。
ここから先は
2,423字
/
8画像
¥ 250
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?