CHROが必要だという議論への私なりの見解
昨今人手不足が顕著なこともあり、人事界隈が活況です。Twitterでも発信する人が増えてきているのですが、エンゲージメントやオンボーディング、採用戦略、組織戦略など非常に意識高い議論が多く行われています。
別に議論自体はいいのですが、個人的には少し懐疑的な目で見ています。先日のTwitterでのつぶやきもそうですね。
経営陣の中に人事や組織、人についてにコミットする人がいることについてはそう思いますし完全に同意です。というかスタートアップや中小企業に特化して採用支援などをしてますが、経営者で採用や組織に関心を持ち、そのために時間を頭も使ってる人は想像以上に多くありません。
そういう意味ではファイナンスやガバナンス同様、ヒューマンリソースも経営者にとって必ず勉強していかないといけない項目ではあると思います。
ただし、だからといってCHROが必要だ!とい議論には賛同しかねます。
人事や組織を見る人が経営陣の中にいるべき、という話とそれを専門でみるCHROという役割を作り経営陣に入れるべきというのは全く別の議論だと感じています。
私自身、
発信内容からも人事の人と思われがちですが、人事は1年ちょっとの経験でほとんど事業側にいた身です。
そしていまはひよっこですが経営者としてスタートアップを経営してます。その身から見た視点を今回は書いていこうかなと思います。
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