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#52 邪見に落ちない エトセトラ

何か自分が生きづらくて気力が今持てないとか、
こんな風に育てられたから、今自分はこうなんだ、
という風に思い、苦しんでいる人がいます

邪見じゃけんに落ちる

という言葉があります
これは、曲がった、正しくないものの見方です

実は自分が幸せに向かって歩いているつもりでも、
邪見じゃけんに落ちていると気づかずに
どんどん不幸になっていってしまう
抜け出せなくなってしまう

だから、そこから抜け出そうということです

この日本では、政教分離せいきょうぶんりが行われ、
あるいはその前からそうなのかもしれませんが、
宗教というものの、勉強や教育はされてきませんでした

世界のことは、このネットが発達したことや、
国際化が進み、
海外の方とのふれあいも増えたことで、
情報がたくさん入るようになりました

海外では、
明確に自分の信仰する宗教のことが話せたり、
国にまで、強く影響を与えています

しかし、現在の日本ではどうでしょう?

この宗教というものを、
私たちがもっと正面からとらえ、
宗教家と呼ばれる方も、もっと正面から教えると、
邪見じゃけんに落ちることは無いです

元々、宗教というのは
人が幸せになるための教えですよね

しかし、
この宗教をきちんと正面から教える人がいないと、
その宗教性を上手に利用して、
邪見じゃけんつまり、よこしまな見方へと、
曲げて伝えてしまう、
あるいは、じ曲げてしまいます
このようなことが起きています

宗教と言うと、もちろん様々あります
意見も様々あります
「自分は宗教ではない」と言う方もいるし、
「私が聞いて参加しているのは宗教ではない」と、
言う人もいます

どんな形であれ、元々の、人を幸せに導く、
こういうものであれば、また、その人が
幸せに向かっていれば、大いに結構です

私は、みんなに宗教を信仰しなさいと
言ってるわけではないです

ですから例えば、仏教、キリスト教、イスラム教、
ヒンズー教、ユダヤ教、神道、天界などなど、
そういうものを歴史も含めて、
俯瞰ふかんして眺めることができ、
そして俯瞰ふかんして伝えることができる人がいれば、
宗教は必ず、みなさんが迷った時の救いになり得ます

けれども、非常に狭い視野で
それを観ることができない時、
邪見じゃけんに利用しようとしたり、あるいは宗教家が、
知らず知らずのうちに邪見じゃけんに落ちていってしまう

このことで、人々を間違った方向へ、
苦しい方向へ導いてしまったら、
これは本当に良くないです

今あなたが聞いていること、観ていることが、
邪見じゃけんなのか正見しょうけんなのか、
これはこの日本の、日本人の、私たちの課題です

霊とかオバケとかが悪さをするとか言いますが、そこにも原因があります
実際に、ぴーひょろろとそこに居て、何かをするのではなく
何度も投稿していますが、人の思いというのは本当に様々あります

霊って見えないものですよね、
まぁ見える人もいますが

この見えないものや、自分が理解できないものというのは、
同時に不安にもなります

自分は一生懸命に育てたのに、子どもが悪いことをしてしまったなど
こういう時の、なぜそれが起きたかということの理解、
これが見えない、だから苦しいんですよね

だから、霊やオバケがはっきり見えれば、それは全然怖くないんです
原因が見えれば、わかれば、苦しいけれど怖くはない

追加になりますが、この日本の歴史の中で、
戦争に敗れ、他国により国の政策などが大きく変わりました

先ほどの宗教教育についてもそうですが、
一つの言葉も、私たち日本人から消されました

それは、「こころざし」です
日本に古くからある心であった、「こころざし
主君しゅくんのため臣下しんかのためたみのためと、何かのために、
私たち日本人は目的をかかげ、その心のもとに生きていました

しかし戦後、その言葉は教科書から消されました
それはまさに、このこころざしを持った日本人を恐れたからです
その代わりに、当時の戦勝国は何を日本へ入れたか

それは現在でも馴染なじみ深い、「ゆめ」です
学校はもちろんのこと、いろんな場面で
この「ゆめ」という言葉聞きませんか?

現代の私たちは、夢を持とう、夢を叶えよう、夢を持って生きようと
教えられて育ってきました

これも戦後、意図的に政策として組み込まれた、という事実があります
国民の目が政治に向かないように、スポーツや映画など、
様々なエンターテインメントを普及させてきた事実があります

さらには、日本人の精神性をつちかってきた場所、神社仏閣
はるか昔から、人々はこの場所に集い、信仰と密接に結びつき、
日本人の精神というものを形づくって来ました

その日本人の精神性を解体するために、新しい場所が作られていきました
それが、公民館です

このように、昭和の時代に意図的に、日本は作り変えられました
確かに、夢を持とうと聞くと、何かポジティブで、
ワクワクするようなイメージです
もちろん、夢を持つのは素敵なことです

しかし、一方でこの夢を持つ、持たせることで、
自分のためへと視点を変えます
誰かのためにから、自分のために、です

私たちは、自分のために戦い始めると、恐れが出ます
やはり誰かのために戦った方が、力が出ます
そして強いです

一人で生きるより、子どもがいるからがんばれませんか?
そしてそういう体験をした人は、強いですよね

夢は、自分の、個人の幸せの追求です
自分がこうなりたい、自分が豊かに生活したい、
個人個人がそれぞれ、自分のことを考え、自分の豊かさを求めていく
そしてその夢を希望に満ちて、頑張って行くとどうなるか

個人の消費がどんどんうながされ、
どんどん社会も個人が自分のことを考えるようになります
これは占領した側の国にとっては、非常に統治しやすいです
みんなが自分のことしか考えていないんですから、
これはコントロールしやすいです、かんたんです

現在、自分の周りや自分のことを観ると、どうでしょうか?
資本主義だなんだと、叫ばれています
しかし歴史を観れば、明らかです

自分のことを考える、もちろん別に悪いことではありません
でも、自分のことしか考えない人だけでは、
コミュニティというものは維持できません
家族でもそうです

本当のこころざしというのは、武道をやってらっしゃる方はわかると思います
人のために生きる、これは決してただの綺麗事きれいごとではないんです
最終的に命のやり取りになった場合、大切な人を守ろうと思ったら、
自分が死んでは守れないんです

つまり、いかに戦わないか、争わないかです
たとえ自分を傷つけようとしてきた相手とも、
いかにして共に生きるか、これがこころざしです
これこそ海外でも有名な、侍という心だと思います
実際に多くの武士が、仏に帰依きえして、お寺を建立こんりゅうしたりしています

現在、私たち日本人は自己肯定感が低い、自信が持てないと言われます
またそうした本がベストセラーになり、
多くの自己啓発セミナーや配信などがあふれています

私たちがここまで、自己肯定感が低く、自信が持てなくなったのは、
必ずしも、この日本の環境だから、日本人だからではないはずです

歴史を観ていくと、そういう精神状態に意図的に持っていく政策が、
戦勝国によって行われた、その事実もあるわけです

また長々と、わかりづらいことを書いてしまいました
私たち日本人は、それぞれとても素晴らしい能力を持っています
世界のどこの国を観ても、これほど勤勉で真面目な国民はいません

勤勉で真面目はダサいと思われるかもしれませんが、
真面目で何が悪いんでしょうか

自分には何も取り柄がない、何も能力がない、
そう思い生きている人が増えています
しかし私たちには、ものすごい能力、素質があるんです

邪見じゃけんに落ちることなく、周りに踊らされることなく、
正しく観ましょう

円安だの株価がどうの、仕事が少なくなるだの言われていますが、
きっと私たちみんなが、ふるい立ち、こころざしを持って進むなら、
必ずまた輝ける国になります

政府がどうだ、誰々がどうだと、批判だけしていてもしょうがないです
一人一人こんなに能力のある日本人、
一人一人が立ち上がるなら、なんだってできます

日本の景気が悪いとされているのも、やはり私たちの気です
株価や為替かわせのチャート、これも私たちの気持ちです
お金であってもそう、私たちの気持ちで価値が決まります

日本人はお金持ちになると、どうなるか
海外のものを買います、海外に行きます

別に、私は海外の批判をしているわけではないです
そんなに日本の製品やサービスが劣っているでしょうか?
世界の方々からも、日本の魅力、製品やサービスの良さは認められています

それなのになぜ?日本人は外に、目をお金を向けるのでしょうか?

話がどんどんそれて行きそうなので、今回はこのへんで


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