マシュマロ回答②『姿勢が悪い』『年中デスクワーク』『でも不調は無い』『そんなことある？』

あれこれ立ち上げたくせに活動が少なくて、申し訳ありません。
保育園の卒園が迫るとこうも忙しくなるものか、とひぃひぃ言っておりました。
今回も、マシュマロ回答シリーズです。

不調が無いのにマシュマロ送ってくれたのはかなり嬉しい。

• 姿勢が悪い自覚あり。

• 仕事はデスクワーク中心。

• でも、別に身体の不調を感じていない。

• 逆に何かおかしい？と心配。診てもらった方が良い？

という内容ですね。

いきなり余談ですが、こういうマシュマロをいただけるの、めっちゃ嬉しいです。
ふだん理学療法士として働いていては絶対に聞けない話であり、それを「一応こいつに聞いてみっか」と投げかけていただけるぐらいには信頼してくださってるのかな、と思うので。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

本題です。以下、僕の回答。
ちょっと長すぎるので、めんどくさい方は下の要約を読んでください。

長い。

• 『姿勢が悪い=不調が出て当然』ではない。

• いい理由で何も起きてない場合と、悪い理由で何も感じられてない場合がある。

• 自覚症状が無ければ受診しても意味は無さそう。

• 日常から外れた運動をした時の反応で、いい理由か悪い理由かが判別できそう。

という感じ。

姿勢の良し悪しというのは、本当に難しいです。
解剖学的に理想的な姿勢、というのは一応定義があるのですが、
それが目の前の患者さんにとって理想なのか？
仮に良い姿勢に矯正したとして、目の前の患者さんはその状態を維持できるのか？
という問題が付いてきます。
個人的には、その方にとっての"いい姿勢"は、各関節の安定性だとか、筋肉などなどの位置関係とか、そういう諸々が整っていくことで結果的に得られるものだと思ってます。姿勢ありきではない、と言うべきか。

僕の大事にしている考え方として、
『姿勢が良かろうと悪かろうと、長時間保持される同一姿勢は悪』
があります。
一例として、マシュマロでも出てきましたデスクワーク絡みの話を。