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仕事が出来る人の指導法

この記事では、仕事が出来る人の指導法をご紹介します。

是非、参考にしてみて下さい。

①対等に扱う

上から目線でマウントを取って教育をしてはいけません。
必ず対等に扱いましょう。

【理由】
なぜなら、上から一方的に指導すると自信がなくなり、自分でどうにかしようとしなくなるからです。

もちろん、責任能力や仕事の能力が対等という訳ではないです。

しかし、頭ごなしに自分の仕事のやり方や、考えを押し付けるのはやめて、相手の考えをまず聞きましょう。

【具体例】
例えば、何か部下が失敗してしまった時に、「何やってるんだ」「そんなやり方じゃダメだって言っただろ」のように、いきなり否定すると、部下は自信をなくします。
そして、上司の言われた通りにしか出来ない人になります。

明らかに、相手が間違ってることをしたとしても、相手の意見を聞くという姿勢が大事になってきます。

頭ごなしにいきなり否定せずに、対等であるという意識で扱いましょう。

②良いところを見つけて心から褒める

相手の良いところを見つけて褒めましょう。
そうすることで、自信がついて意欲が湧いてきます。

【理由】
なぜなら、他人から承認、評価される事で達成感を感じる人が多いからです。
褒められる事で自分のやった事は良いことなんだと思います。
次はもっと頑張ろうと思って頑張ります。

【具体例】
例えば、部下に資料作成を頼んだとします。
部下は一生懸命やりますが、文章構成が元々苦手で、部下の同期と比べたらまだまだですが、前よりも読みやすい資料を作成しました。
その時は、褒めてあげましょう。
そうすることで、苦手意識も消えて、自信がつきます。
そして、どんどん資料作成が好きになって、長所になっていきます。

そのため、上司は部下の良いところ見つける努力をしましょう。

【注意点】
注意すべきところは、他人と比べてはいけません。

他人と比べて出来る出来ないを判断するのではなく、その人自身が出来なかったことが出来るようになれば褒めてあげましょう。

③叱るよりも考える機会を与える

叱りつけるよりも相手に考える機会を与えましょう。

やってはいけない事を教える意味での叱る事は良いですが、怒りの感情を出して叱る事はよくありません。

【理由】
なぜなら、叱りつけて否定し続けると、委縮して自信と主体性が失われるからです。

叱るのではなく、考える機会を与えた方がいいです。

具体的には以下の2つです。
・ダメな理由を聞く
・こちらの思った事を伝える

【具体例】
例えば、仕事で部下が失敗をして、客先からお叱りの連絡が来たとします。
それを聞いていきなり、「何をやっているんだ!」「会社を舐めてるのか!」とか叱りつけてはいけません。

きちんと、「どうして失敗をしてしまったの?」「こういうミスをすると、相手も困るし、会社としても困ってしまうよ。
どうしたら次から同じ失敗をしないと思う?」のように、理由とその行動によって周りがどう思っているかを伝えましょう。

そして、それを改善するためにはどうしたら良いのかを考えるように促しましょう。

④安心できる場所にする

所属する場所を安心できる場所にしましょう。
心理的安全性を高めることで、チームの生産性も向上します。

【理由】
なぜなら、失敗しても安心できる場所があれば怖くないと思い、新しいことに挑戦する意欲が湧いてきます。
また、精神的に安定するため自立や主体性が成長していきます。

【具体例】
例えば、いつも他人の悪口を言い合っているチームにいると、「自分も失敗したら悪口を言われるのでは無いか?」「陰で自分の悪口を言っているのでは無いか?」と思ってしまいます。

【行動】
そのため、下記のような行動をして、安心できる場所にしましょう。

・他人の悪口を言わない
・部下に関心を向けてる
・忙しくても部下とコミュニケーションをとる
・イライラせずに、高圧的な態度で叱らない

4つを実践するためには?

以上の4つの項目を実践するためには、何をすれば良いのか?
それは、自分自身が幸せに満たされることです。

【理由】
なぜなら、他人に褒めたり、対応に扱ったりする事が出来ない人は、自分が満たされていないためです。
自分でいっぱいいっぱいになっているため、他人の事を考えて行動することが出来ないのです。

【具体例】
例えば、自分が仕事でとても忙しくて余裕が無い状況、明日が仕事の納期である状態だったとします。そんな状態が、毎週のように続くとどうでしょう?

他人の事を気にしている場合じゃなくなりますよね?

自分のことで精一杯になるので、部下から質問やミスをした時に、そっけなくなったり、強く叱ってしまいます。

【結論】
まずは、自分に余裕を持つようにしましょう。

自分の心に余裕を持って、幸せで満たされることで、困っっている部下にも気付くことが出来ます。

自分を変えることで、仕事のできる人を教育することが出来ます。

まとめ

①対等に扱う
②良いところを見つけて心から褒める
③叱るよりも考える機会を与える
④安心できる場所にする
4つを実践するためには
自分自身が幸せに満たされることです。

以上が、仕事が出来る人の指導法でした。

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ありがとうございました。


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