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逃避の散歩 179.明治通りの未登場・未通過区間を辿る

明治通りは、一時は歩くと必ず合流するほど何度も一部の区間を通ることでお世話になってきた。一度、通しで何回かに分けて歩こうかと思ったが、普段はなるべく避ける渋谷や新宿の雑踏地帯をまた通るのがつらいので、ここで未登場・未通過の区間に絞って3回で歩こうと思い立った。

そのルートを組むにあたり、一部は普段から歩いたり、過去に横切ったり、通ったりした区間があることは了承していただきたい。


<1:南池袋3丁目歩道橋~飛鳥山公園前>

東京メトロ雑司が谷駅1番口から北側にある都電荒川線の踏切を渡り、大鳥神社の横を通る弦巻通りを進んで5分。南池袋3丁目歩道橋に来た。

以前、区内駅ラリー(102回)で東京メトロ雑司が谷駅2番口からこの交差点から北側の最初の角で横道に入って東京メトロ東池袋駅へ向かったため、通り沿いにあるこの歩道橋から池袋駅東口の辺りまでは未登場となっている。なので、手始めとしてその穴埋めをしていく。

まずは歩道橋を渡り、西側の歩道へ。すぐ奥隣にある都営バスの南池袋一丁目停留所をスタート地点にする。少し進み、案内標識があるところから右へカーブ、それを抜けた先で南池袋三丁目停留所を過ぎる。

4分で南池袋一丁目交差点に出る。西側の歩道に移動したのは、東側の歩道で本線に進む場合、ジュンク堂書店のところから交通島を過ぎるため横断歩道を二つ余計に渡る必要があるからだ。そして、ここから六つ又陸橋交差点まではこの雑踏地帯を抜けることになる。

普段この辺りはなるべく歩かず、同交差点を左折してアンダーパスを抜けて西口へ行くか、人通りの少ない地下道や回り道などを駆使してなるべく雑踏を回避する。

さて、次の交差点で歩道を東側に変更する。本当にわずかだが、西側に比べて人通りが少なくなり歩きやすいからだ。池袋駅東口停留所、西武バス池袋駅東口停留所を過ぎる。8分に池袋東口の中央(トップ画像参照)に来たところで西側の歩道へ戻る。

この辺りは池袋駅東口北交差点(177回)の手前までは道幅が広くなり、気休め程度だが歩きやすくなる。そして同交差点を過ぎるとまた右へカーブし、都営バスHareza池袋停留所を過ぎる。

16分に国道254号・春日通り(177回)、都道435号・音羽池袋線、都道441号・池袋谷原線との交点になる池袋六ツ又陸橋の交差点に出る。この交差点からJR線の跨線橋である堀之内橋を渡った堀之内橋交差点までの道は区内駅ラリー(102回)でも通過している。

ここからはほぼ初めて歩く区間だ。北池袋一丁目停留所がある辺りから緩やかに下り、上池袋二丁目交差点、上池袋三丁目停留所、上池袋三丁目交差点を過ぎ、16分に都道436号・小石川西巣鴨線との交点となる上池袋交差点に出る。同交差点だけ区内駅ラリーで東武東上線北池袋駅から通過している。

横断歩道を渡り、上池袋四丁目停留所を過ぎた次の交差点の辺りから緩やかな上り勾配になる。そして滝野川七丁目交差点から掘割停留所の間の辺りでひとまず初めて歩く区間がひとまず終わり、区内駅ラリーで都営三田線西巣鴨駅へ向かうために歩いた区間と重複する。

旧中山道(162回)との交点となる掘割交差点を経て、25分に国道17号・中山道との交点となる西巣鴨交差点に出る。同交差点から道路番号が国道122号に変わり、また初めて歩く区間となる。

西巣鴨停留所、首都高速中央環状線が合流する滝野川三丁目交差点を過ぎた27分、北区の標識が目に入る。滝野川三丁目停留所、滝野川二丁目交差点を過ぎると、首都高速の車線は飛鳥山トンネルに入り地下へ。

その様子を横目に滝野川二丁目停留所、滝野川馬場ふれあい歩道橋を通過する。同歩道橋の先の信号で首都高速の車線は完全に地下に入り中央分離帯が見える。

飛鳥山停留所を過ぎた44分、飛鳥山交差点に到着。これで23区役所巡り(132回)で通った荒川区役所までの道のりとつながった。ちなみにここから右側へ横断歩道を渡ると都電荒川線の飛鳥山停留所がある。

<2:荒川区役所から亀戸駅>

日を改めて、都電荒川線荒川区役所前停留所から徒歩4分、荒川区役所前歩道橋に来た。

次はここから亀戸駅まで進む。ここからスタートする理由は、この先にあるサンパール荒川前交差点を越えて右へカーブする所からJR線の第3三河島ガードの手前までの短い区間を歩いていないからだ。

というわけで、進行方向から見て歩道橋の奥にある都営バスの荒川区役所前停留所から早速開始。サンパール荒川交差点を過ぎた2分に、この先でカーブが連続する注意標識があり、右へカーブする。その途中で都電荒川線を歩いた時(7回)に入った横道の前を経て荒川一丁目停留所を過ぎる。

荒川一丁目交差点を過ぎた5分に、以前JR三河島駅(59回)から抜けてきた道の出口となった角の前を通過。これで最初の歩いていなかった区間を過ぎる。先を見渡すとJR線の第3三河島ガードが見える。さらに1分進んだところで荒川区に入ることを知らせる標識が目に入る。

ここから泪橋交差点までは以前歩いた区間(4回)と重複する。同ガード下の南千住一丁目交差点、大関横丁停留所と大関歩道橋がある横断歩道で逆側の歩道へ変更し、10分に台東区の標識から国道4号・昭和通り(158回)および日光街道との交点となる大関横丁交差点に出る。

東京メトロ三ノ輪駅3番口、区のコミュニティバス「めぐりん」の三ノ輪駅停留所、都営バス三ノ輪二丁目停留所を過ぎ、三ノ輪二交差点を左折。グーグルマップによると、南千住二丁目交差点の辺りから隅田川まで荒川区との境を進むことになる。

そして泪橋停留所を経て20分に都道464号・吉野通りとの交点となる泪橋交差点に出る。ここからしばらくは初めて通る。

信号を一つ過ぎると右へ曲がり、清川停留所から交差点を一つ挟み都道314号・言問大谷田線との交点となる清川二丁目交差点、進行方向から見て左側にガスタンクがある橋場二丁目停留所を経て、白髭橋西詰交差点から隅田川に架かる白髭橋を渡る。

橋の東爪に差しかかった32分、墨田区に入る。首都高速6号向島線の高架下をくぐり、都道461号・墨堤通りとの交点になる白髭橋東詰交差点を過ぎると右へカーブ。白髭橋東停留所から南東へ延びる直線となる。

手前にボウリング場への道標となるボウリングピンのオブジェがある東向島四丁目交差点、向島百花園の東側に位置する百花園前停留所、百花園入口交差点を過ぎるとまたボウリングピンのオブジェが。ちょっと気になるので、どこかの信号待ちでボウリング場について調べてみよう。

44分に国道6号・水戸街道との交点となる東向島交差点に出る。浅草から亀有まで歩いた時(30回)以来だ。信号待ちになったので、さっきのボウリング場の道標に書かれていた「アイビーボウル向島」を調べてみる。すでに閉業したそうだが、建物は撤去されずに残っているようだ。

横断歩道を渡って東武伊勢崎線のガードをくぐり、三寺小前歩道橋、曳舟川通りとの交点になる曳舟川交差点、曳舟駅前交差点に京成押上線京成曳舟駅連絡通路出入口前と以前区内駅ラリー(64回)で使ったルートを通過する。

そして明治通り停留所、都道465号・四ツ目通りの終点である京島交差点、橘通り停留所、京島三丁目交差点、中居堀停留所を過ぎると、駅ラリーで通過した中井堀交差点と向島警察署入口交差点を経て小村井交差点で右へ大きくカーブし、ここからはほぼ一直線の道を南下する。

1時間2分に京成亀戸線の踏切と同線小村井駅前を過ぎると、立花二丁目停留所と立花二丁目交差点を過ぎた辺りで上りになり、立花一丁目停留所を経て北十間川に架かる福神橋を渡り、標識はないが江東区に入る。そして同橋南詰にある福神橋交差点から下り、京成バス亀戸香取神社前停留所を過ぎる。

言い忘れていたけど、福神橋交差点は浅草通りの終点でもある。

香取神社前交差点、都営バス亀戸四丁目停留所を経て都道315号・蔵前橋通りとの交点となる亀戸四丁目交差点を1時間12分に通過。ここから商店街の雑踏地帯に入り、亀戸二丁目交差点を過ぎて亀戸駅前停留所の広いロータリーがある亀戸駅北口交差点を過ぎ、JR線五の橋架道橋ガード下を抜ける。

1時間18分、国道14号・京葉道路との交点となる亀戸駅前交差点に到着。ひとまずここで一区切りにし、続きは後日。

<3:亀戸駅~新木場駅>

日を改めて再びJR亀戸駅北口すぐの亀戸駅前交差点へ。

明治通りで歩いたことがない区間もこれで大詰め。ひたすら南を進み、新木場駅(101回)がある夢の島交差点だ。進行方向に横断歩道がないので目の前の歩道橋を渡りスタート、先を進む。

都営バス亀戸駅通り停留所、亀戸駅前南交差点、五之橋通り交差点、五之橋北詰交差点を経て五之橋を渡り、続けて五之橋南詰交差点、五之橋停留所、西大島駅前停留所を過ぎる。

10分、都営新宿線西大島駅(94回)の上に位置し、都道50号・新大橋通りとの交点となる区民センター前交差点を過ぎる。通りを隔てて大島四丁目団地がある大島一丁目停留所から交差点を一つ越えると上り勾配になり、新開橋北詰交差点を過ぎて小名木川に架かる新開橋を渡る。

新開橋南詰交差点、小名木川駅前交差点から北砂三丁目停留所の間で少し左へ曲がり、同停留所から右へカーブ。北砂銀座入口交差点と北砂二丁目停留所、城東警察署前交差点を経て都道10号および474号・清洲橋通り(149回)との交点となる境川交差点を24分に通過。

境川停留所から仙台堀川公園に架かるだんじょうばしを渡り、都道10号・葛西橋通りとの交点になる南砂四丁目交差点に出る。同交差点の西側に23区役所巡り(133回)で通過したJR越中島支線の幹線27号踏切がある。そして南砂三丁目交差点、南砂三丁目停留所、日曹橋停留所を過ぎる。

32分、都道10号・永代通りとの交点になる日曹橋交差点を通過。江東区駅ラリー(94回)で東京メトロ南砂町駅から同東陽町駅までの間で通過しており、西側にはJR越中島支線の幹線3号踏切がある。次の交差点を一つ過ぎると人通りが少ない倉庫街へと周囲の様相が変わる。

都の土木技術支援・人材育成センター前で右へ大きくカーブし、新砂歩道橋と新砂二丁目停留所を過ぎると今度は左へカーブ、新砂一丁目交差点を40分に通過。そして新東京郵便局前停留所と新砂一丁目停留所を経て新砂二丁目交差点を過ぎる。

50分、夢の島大橋を渡る。途中で南東側にヨットやクルーザーの停泊所が見える。橋を渡り終えると、都立夢の島公園と江東区夢の島総合運動場の間を通り抜けることになる。最初の連絡橋であるなぎさ橋を過ぎたところでわずかだが人の往来が少しずつ見え始める。

二つ目の連絡橋であるかもめ橋、この通りで最後のバス停となる夢の島停留所、江東区夢の島競技場の前を過ぎると、国道357号・東京湾岸道路および都道294号・首都高速湾岸線との交点となる夢の島交差点の北側に出る。終点はこの交差点の横断歩道を渡った先だ。

1時間2分、終点となる夢の島交差点南側の新木場駅高架下に到着。

なにはともあれ、これで明治通り全区間踏破を達成。いま頭の中では『ロッキー』の「Going The  Distance」をBGMに両腕を突き上げている。

蛇足だが、これまで経験上、雑踏地帯できつい場所は渋谷駅東口周辺から原宿警察署の間、新宿三丁目駅周辺、池袋駅東口周辺と西側半分に集中している気がする。王子より東は亀戸を除いて雑踏地帯がほぼないと言っていい。

さあ、電車に乗って帰ろう。駅前が終点なのは楽だ。

今回のルートはこちら
<南池袋3丁目歩道橋~飛鳥山公園前>
<荒川区役所~亀戸駅>
<亀戸駅~新木場駅>(※グーグルマップの問題で一部違うルートあり)