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やらなくていいことを徹底的にやらない #スロー・フロー・ブログ

最近、「やるべきことをやる」よりも「やらなくていいことを徹底的にやらない」ということをしています。

これが、じわじわと効果を発揮しているので少しお話してみたいと思います。

やらなくていいことって?

「やらなくていいこと」とは、例えば収入が減ったからという理由だけで「適当に稼げそうなアルバイトをする」とか「やりたくはないけど、今まで受けてきた仕事を仕方ないからやる」とか。

あとは、なんとなく「早起きは身体にいいから、アラームを合わせて起きる」とか「わからないのにわかったふりをする」とかでしょうか。

普段の生活から、お仕事をするとき、人と話すときまで、あらゆる場面で現れる「なんとなくやってしまうこと」。

その奥には、「今までそうしてきたから」、「みんなやってるから」、「不安だから」といった、時間や感覚がずれたところが動機になっているものが多い気がします。
中でも、不安が僕たちを突き動かす力はとても大きいです。

それは僕にとってはやらなくてもいい、というかやらない方が身のためだと思うことなのです。

やらないことを徹底するとどうなるか。

これがおもしろいのですが、例えば不安から生まれた行動をやらずにいると、ちゃんとやらないなりの道が開けていくんです。

アルバイトをしなければ、しないなりの収入が生まれるといったようなことです。

不安から動けば、一瞬その不安は紛れるけれどまた違う不安が襲ってきてまたそれを消すための行動に走ってしまい、いつまで立っても不安から逃れられません。

今回ばかりはどうにもならないのではないか? というときでも落ち着いて観察する。
すぐに結果が見えないようなことでも、自分の真ん中から「これだ」と思うことだけしっかりやっていく(これもめちゃめちゃ大事だと思っています)。

間一髪、いつもあらぬ方向から助けが入るんです。
ご先祖様なのか、神さまなのかわからないけれど自分を生かしてくれようとしている存在をリアルに感じます。
これが一度だったらたまたまだろうと思うのですが、この2年で何十回も何百回も体験しているので、「何があっても大丈夫」という絶対的な確信が年々深まっています。

それでも不安なときはこうしてみるといい。

不安から無意識に行動してしまうことってあると誰でも思います。

一度立ち止まってみて、不安や恐怖から動こうとしているなと気づいたとしても、他に選択肢がないとどうしていいかわからないものです。

そういうときは、たとえそれを選ばないとしても「最悪こうすればええやん」というセーフティネットを持っておくことがおすすめです。

食い扶持がなくなっても、家がなくなっても、あの人に嫌われても、最悪こうすれば生きられる。
そんな安心材料が一つあれば、とても気が楽になります。
一度、気持ちが落ち着けば、ほんとうにやるといいことに向き合う余裕が生まれます。

自分を満たすことが周囲へのギフトに。

「自分を好きになれない人が人を好きになれない」とか「感謝がほしい人は、まず自分から人に感謝を伝える」みたいな言葉があるじゃないですか。

その言葉が本質に言おうとしていることが、今日分かった気がしました。 

お腹が減っていて、おいしいお弁当を食べた。
たったそれだけのことだったのですが、「あ、自分を満たすことは世界平和につながるわ」って思ったんです(笑)

自分を犠牲にしたり、我慢すると「なんであいつは自分のようにしないんだ」と不満や怒りに変わりますが、まず自分を満たすと、不平不満は消えて、心に余裕が生まれます。

心に余裕がないと、「感謝する」よりも「感謝してほしい」「頑張っている自分を褒めてほしい」とほしいエネルギーが増幅しますが、心に余裕があると、そうしようとしなくても自然と感謝の気持ちが溢れ、ギブ・ギフトのエネルギーが満ちています。

感謝の気持ちがないと、相手がしてくれたことを当たり前だと思ったり、むしろ足りないと思うことが多くなるけれど、感謝の気持ちがあれば、相手のささやかな思いやりや行動に気づけて、とてもうれしくなります。うれしくなったら、自分自身も人に何かしてあげたいと思うようになります。

だから、自分を満たしてあげることは平和活動なんです。 

しないことをしない、することは小さなことでもする。
そんな小さな習慣が、長い目で見ると生きることの質の向上につながっている。
そんなお話でした。

今日は、ここいらで。
おやすみなさい!

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