写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|14日目
こんばんは🌝
カメラを通じた生業づくりも今日で二週間目になります。
ここまで駆け抜けてきた、というよりは一日一日が悔いのないものになるよう心がけてきたという方がしっくりきます。
売り上げは、二週間目で5名、正確に言えばある整体院のスタッフさんと店内の撮影が入ったので、1店と4名の撮影となりました。
一回あたり¥3,000なので、半月の売り上げは¥15,000です。
他には、リトリートツアーやパトロンさんからの支援などで収入もあったり、家賃がかからない暮らしをさせていただいているのでなんとか生計はマイナスにはならずにいるというのが現状です。
その日暮らしといえばそうかもしれません(笑)
もちろん、生活していれば“やりたいこと”だけじゃなく“やらなければいけないこと”もいくつかはありますが、違和感のあること(例えば、ほんとうは自分がやらなくてもいいけど収入になるからやってることなど)は手放すことができているし、自分に一致することをきちんとやっていれば自然と心の余裕をキープすることができます。
すると、誰かとの間に起きた失敗やトラブルにも落ち着いて取りかかることがでしきます。
今日一日のある出来事を観察した結果、この考え方はきっと誰かの役に立つと思ったのでシェアしたいと思います💡
シェアハウスのカギ持ち去り事件
今日、僕がシェアハウスのカギを締めたあとに持ち出してしまい、シェアハウスメンバーが家に入れなくなったんですね。
ほんとうはカギは締めたあとに玄関外の暗証番号付きのキーボックスに入れないといけなかったみたいなんだけど、鍵は二本あるから一本持ち出しても大丈夫と思い込んでたの。
それで、友人に会うために一時間くらい先の目的地についたときに、家に帰ったシェアハウスメンバーから連絡が。
そのときのやりとりがこちら。
※シ=シェアハウスメンバー
シ「鍵がかかっています。今どこですか?」
僕「◯◯にいます!ボックスに予備の鍵ありませんか?」
シ「予備の鍵はありません、一本です」
僕「もう一本鍵があると思っていたので持ってきてしまいました、すみません!」
シ「何時頃戻りますか?」
僕「18:00までには帰れます!(そのとき14:00)」
シ「では、それまで外で待てと?」
僕「…! もしお待ちいただく場合、カフェ代を出させていただくのでお待ちいただけますか?なるべく急いで帰りますので!」
というわけで、シェアハウスメンバーの方には他の場所で過ごしてもらいなるべく急いで17:30に家に戻り事なきを得たのですが、おもしろかったのが、言葉を選ばずに言えば、僕もシェアハウスメンバーも「誰も悪くないし、なるようになる。起こるべくして起こることが起こっただけ。」と超メタ的にこの出来事を見ていたんです(笑)
自分のほんとうの気持ちに耳を澄ませる。
上のやり取りだけ見ると、鍵がなくて締め出された人が怒っていて、持ち出した僕が深く反省して早く何とかしないといけないという焦燥感と罪悪感に駆られているように感じるかもしれません。
けれど、あとから確認したらシェアハウスメンバーの方は家に入れないことを何も気にしていなくて、僕がどう出るのか遊び半分で怒ったフリをしていたようなのです。
一応お伝えしておくと、さすがの僕も「外で待てと言うことか?」と言われたときは「不愉快にさせてしまったかな」と一抹の罪悪感を覚えました。ほんの一瞬ですが(笑)
でも、鍵は締めたらキーボックスに入れるように言われてはなかったし、何より友たちと公園で歌を歌う約束があったのです(なんか上司が対応に困る新入社員の言い訳みたい🤣)。
ここで過度に自分の失敗を責め、友だちとの遊びを放棄して家に戻る選択肢を取っていたらどうでしょうか。
きっと、僕を試したシェアハウスメンバーに怒りを、約束をドタキャンした友人には罪悪感を感じ、自分の気持ちを犠牲にした自分をまた責めていた可能性が高いです。
外側で何か望まないことが起きるたびに、自分のほんとうの気持ちは?と内側に目を向けて聴きにいく癖を意識的につけていた僕は、「友人と会う時間を全力で楽しむんだ。じゃないと絶対後悔する」と、ただの遊びにただならぬ決意があることに気づきました。
とはいえ、自分に気持ちがあるように相手にも気持ちがあります。
もしかしたら、普段はそんなことで心を乱すような人ではないけれど、虫の居所が悪くてほんとうに不愉快にさせてしまったかもしれないので、「もしお待ちいただく場合、カフェ代を出させていただくのでお待ちいただけますか?なるべく急いで帰りますので!」という提案だけ投げかけておき、堂々と遊びに出かけました。
結論、誰も犠牲になることはなく、みんなそれぞれ充実した時間を過ごせたのでした♪
自分のほんとうの気持ちを知る
相手の気持ちもリスペクトする
相手のためだけ、関係性維持のためだけに、我慢したりしない
相手を責めるということは、それまでに自己犠牲を払っている可能性が高いです。
自分の気持ちに気づくことで外側で起きたことに反応的にならずに、適切に選択することができると思うのです。
今日は、そんなお話でした。
今日撮った写真たち
幡野広志さんのご著書から「プロの撮影現場では三分割構図を使わない。レンズは端によるほど歪むから」ということを知って衝撃でした。
そんなこと当たり前やんと思う人もいるかも知れませんが、いい写真を撮るテクニックにとにかくよく出てくるので、びっくりでした。
それからは、被写体を真ん中で捉えることを意識しています。
今日読んだ記事、観た動画や気づきなど。
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。